Lightroomに超最適!なLOUPEDECK+をワークフローに導入しました

僕は写真撮影後のレタッチと写真管理をAdobeのLightroomというソフトで行っていました(現在はLightroom Classicというまどろっこしい名称)。ここで行った調整をベースにさらに微調整や合成のような高度な作業が必要な場合はフォトショップにそのままデータを受け渡します。Lightroomのレタッチには上のようなパワメータをいじって調整しますが、通常マウスで行い、ときには数字を直接打って写真を調整します。それをDJや放送機器のようにダイヤルで行うハードウェアが製品化されました(厳密には前からあったのですが、日本初上陸、とのことです)。その名もLoupedeck+。

https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1150935.html

ざっとした解説は上記に。ずっとLightroomを使ってる僕にとっては早かれ遅かれな買い物なので早速購入してみました。価格は34,000円。PCのインターフェースと考えた場合、キーボードやマウスに比べて高価ですが、こういったコントローラーは概して高いものですし(映像編集用ソフトのDavinchi Resolve用のコントローラーは35万円くらい、これの10倍)、作業の時間短縮になるので、仕事として使い続ければどこかで損益分岐点になるわけです。そんなわけで開封から。

配送業者のダンボールを開封すると外箱。デザインされたロゴ。Loupedeckと書いてあるのですが、商品名知らないと読めないレベル。おしゃれなのでよしとしましょう。捨てますけど。側面にシリアルナンバーが貼ってあったのでそこだけ切り取ります。

loupedeck

外箱を開けるとまた箱が出てきました。なんとロゴがエンボス加工されています。

loupedeck

箱をスライドさせるとまた箱。しつこいくらいのロゴ。過剰梱包にイヤイヤながらも高級感を感じざるを得ません。

loupedeck

で、ようやく中身。買ったらすぐ使えるのが特徴ということで早速つないでみましたが、反応しませんでした。公式サイトからソフトウェアをダウンロード、インストールする必要がありました。とりあえず、なんなくインストールまで滞りなく行えました。インストールしてソフトウェア起動しとけばLightroom起動時に自動的に立ち上がってくれます。

使用中のイメージ。接続はUSB-Aタイプ。変に無線とかしないあたりが好評価ですが、Macで使うならtype-cのほうがよかったですね。あとはケーブルが長い割に細いので断線だけ不安です。一応、1年保証あり。

値段だけあってかなり便利です。ダイヤルがかなり細かく動いてくれるのでマウスではしづらい微調整も簡単にできます。直感的に写真をレタッチできます。どのダイヤルがどれに対応しているか、まだ細かいところまで確認していませんが、おおよそデフォルトの設定でも基本的なレタッチは可能です。個人的にはレタッチの際はLightroomのほぼ全てのパラメーターをいじるのでダイヤルが足りないのですが、ソフトウェア上でカスタムできるので、今後自分用に設定を変更していこうと思います。

デフォルトの設定で意味不明なのが一番大きいコントロールダイヤル。現像時には写真の角度の調整になるのですが、0.2°単位になるので全く使えません。できることであれば早々にカスタムしたいです。それと、僕は自前のプリセットを当ててから調整することが多いのでそのワークフローも確立したいです。やすい買い物ではないので最大限に使い倒すつもりです。あとは使っていてテンションが上がるのもメリット。

ちなみに今回の写真は早速Loupedeckを使ってのレタッチです。shiftキーのとこの印刷だけ滲んでるんですけど、この程度で返品するのもなんなのでこのまま使い続けようかなと思います。

2018-11-03 | カテゴリー 写真 | タグ

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