2020年9月9日(水)

一昨日、Twitterで嫌なものが流れてきた。とある共産党議員がマイナンバーカードのチラシのデザイン料を電通が200万円で受けたことについて文句を言っていた(批判というレベルではなかったので文句としておく)。

この200万円が高いか安いかだが、どこまでデザインが関与していたかわからない(全くの白紙からのデザインか、ある程度骨組みがあってのデザインか、など)。しかし、高くはないと思う。

こういう人の問題点は200万円という金額に釣られてそれがそのままそっくり懐に入ると思ったそうなところなのだ(あるいは知っててもワザとやってるか)。

よくある俺なら5万でできるね、という素人も沸いていたが、無責任極まりない。当事者の視点に立てない発言である。

電通は誰もがご存知の通り、国内最大レベルの広告代理店で、そこまで達するに相当の企業努力があった。また、汐留のあのビル、社員諸々維持管理しなければならない。

一方、総務省としては国全体に配布するものだから、無責任なことはできない。何かミスがあれば全国レベルで印刷の刷り直しになる。そういう責任のとれる相手を選んで仕事をする必要がある。その場合の損失は200万円では済まないことは容易に想像がつく。

外部のものがさっと想像してもこれだけの理由がある。しかも僕はデザイン業界ではないし、官僚でもない。

残念なことはまだ僕がそういう仕事をするまでに至っていないことだ。やってみたい。

2020-09-09 | カテゴリー 写真日記 | タグ

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