2020年8月1日(土)

さて、Nikon Fマウントのスーパーワイドヘリアー、語ると梅雨明けの湿った晴天がさらに暑苦しくなる。しかし語る。

基礎的なこととして、このレンズの特徴はミラーボックスまで突き出した後玉である。ゆえに一眼レフなのに、ミラーアップして撮影しなければならない。APS-Cのモデルによってはミラーボックスに干渉して装着できないものもある。不思議なことにD3桁のクラスよりもエントリーモデルの方がすんなり装着できたりする。

当然、ファインダーは真っ暗で使えなくなる。ホットシューに外付けのビューファインダーを装着して、画角を見ることになるのだが、視差は近距離ほど生じてくる。この辺りがデジタル一眼レフの精緻さを犠牲にしている。慣れるとどのくらいが写っているのか、感覚でわかってくるのも面白い。

ただ、最近の一眼レフはライブビューが当然ついているので、ビューファインダーを覗くのは精密な構図を作るには効率が悪い。ビューファインダーはファッションになる。

2020-08-01 | カテゴリー 写真日記 | タグ

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