2020年6月25日(木)

ライティングで大事なのは影(陰)と言われる。ライトの位置にもよるが、あとは写真の場合はどのようなモディファイアを選ぶかによって変わる(トレペ等もこの場合においてのみモディファイアに入れる)。

モディファイアによって何が変わるかといえば、光の芯と周辺部への光の広がり方だ。

ライティングで作られる光は大まかに2つに分けられる。強い光の中心部と弱まっていく周辺部(点光源、あるいはそれに準ずる光源)と中心、周辺が均一な光(面光源)だ。その中心部と周辺部の光のグラデーションの具合によってモディファイアを使い分けることになる。それに加え、撮影の条件(スピードや撮影場所の広さなど)によって最終的にライティングが決定されると僕は考える。

モディファイアを活かしたライティングになる場合、ライトはなるべく被写体に近づけた方がいい、というのモディファイアの特性が表現されやすいからだ。

光は被写体から離れれば離れるほど点光源的な性質になる。太陽は究極の点光源と言われる。地球から見れば太陽は点にしか見えない。ただ、そこに近づけば半径約70万kmの巨大な面光源になる。

2020-06-25 | カテゴリー 写真日記 | タグ

関連コンテンツ

スポンサーリンク