2019年12月4日(水)

多くのレンズ収差についてはあまりどうこう思わないのだけども、歪曲だけは気にする。収差の多くは拡大しないと判別がつきにくいものも多い中、歪曲だけはわかりやすく見えるからだ。

パースが画面の中で大きな意味を持つ超広角は当然、標準から中望遠域でも画面内の直線のあり方次第では我慢ならない歪み方をするレンズもある。最近はカメラ内で自動補正してくれるが、一眼レフのOVFは見た目の画角と変わってくるので、その点ではEVFのほうが優れている。RAWで撮影した場合はまた別だが。

僕は超広角レンズにシグマの12-24mmF4を愛用している。しかし、12mm域は少ないとは言え直線が多い建築写真などでは歪曲が目立つ。このレンズの真価は14-16mm域でほぼ歪みがゼロにところだと考えている。12mmはどうしてもというときの画角だが、そういう場面も正直なところ、少ない。

2019-12-04 | カテゴリー 写真日記 | タグ

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