2019年11月22日(金)

先日否定したフィルムについて、フィルム調に加工することをプライベートの写真でたまにやることがある。だいたいはLightroomのプリセットを当てはめ、気になるところがあれば微調整して終わり。

先日書いた通り、フィルムよりデジタルの方が階調が豊富なのだから、それをレタッチで制限してやればいい。トーンカーブなり、レベル補正で一番暗い黒を上げてやる。同じく白は下げる。256階調のうち、黒は0にせずに白も255にしない。色をわざと転ばせる。彩度を下げて色を抜く。粒子を加える。これのバランスでフィルム調は再現できる。誰でもできる。表面上の所作でしかない理由だ。

手っ取り早くそれっぽくなるのでレタッチするのは楽だ。ただ、こういうのは流行り廃りがあるのが世の定め。一昔前はHDR調が流行った。さらに前は写真家の本城直樹風のミニチュアに見える写真が流行った。次はどんなのがくるだろうか。

2019-11-22 | カテゴリー 写真日記 | タグ

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