2019年11月18日(月)

ずっと公開する機会などもなかったけども、近作の被写体は近所だ。遠くへ旅に出て、行く先々で撮る写真とか、どこか足の届く範囲でも頻繁に通って撮る写真とか、色々あるけども、それらとは正反対である。自分で自分の性格を捻くれているから、そういうのにそもそも性があっていないのだ、と言い聞かせているが、奥底には単にそんな金はないというだけの可能性がある。いやその可能性は低くない。お金があるならば、一年くらい遠くへ旅に出て行く先々で写真を撮ってみたいが、なんとなくそれはいい写真にならない気もする。やはりそこは自分の性分なのだ。いや、日常を捨てていきたいだけかもしれない。でももし十分にお金があれば旅に出るだろうか。結局はただのないものねだりなのだ。隣芝青。

そういうことを延々と考えてしまうので、写真でしばしば必要とされるステートメントが苦手だ。ほどほどのところでうまくまとめることもできない。

2019-11-18 | カテゴリー 写真日記 | タグ

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