Tello(テロ)・Spark(スパーク)・Mavic Air(マビックエア)、DJIのどのドローンを買うか迷う

当初はTelloとSparkとMavic Proの比較を考えていたんですけどね、ちょうど昨夜、新型のMavicが発表されたじゃないですか。それで、このMavic Air、スペック眺めてるとMavic Proを完全に上回ってるのですね。最初はAirというくらいだから、いいとこ取りの機種かな、くらいに思ってたんですけど、予測を裏切られました。そんなわけで今日はDJI大手のコンパクトドローン3種類、どれを買うかって話です。Telloは厳密に言えばDJIじゃないんですけど、DJIの技術を使ってるし、オンラインストアでも取り扱いがあるので比較対象に入れました。

こんなに相次いでコンパクトドローンが発売されると、一体どのドローンを買うべきなのか、多くの人が路頭に迷いことと思います。僕自身も迷ってます。購入資金がないのも迷いです。

概要

Telloは未発売(2018年3月予定)ですが、DJIの技術を駆使した先鋭的なトイドローンです。トイドローンといえば一般に各種センサーが装着されていないために、むしろクラスが上のドローンより操縦が難しいのですがこのトイドローンはDJIのセンサーを積んでるので飛行が安定します。また、バッテリーが少なくなったときに自動的に帰還するDJIおなじみのフェイルセーフ機能もあって万一の際に安心です。今回比較する3機種の中で、唯一、日本国内で法的な縛りがありません(200g未満は無人航空機、いわゆるドローンに法的に定義されないため)。

SparkはDJIが2017年に発売したコンパクトドローン。ちょうどMavicとTelloの間のスペックです(と思うよ)。

そして今回発表されたMavic Air。スペック的に旧機種となった(と僕が思う)Mavic Proは携帯性に優れたドローンとして発売され、発売当初は数ヶ月待ちでした。なので、今回のMavic Airもかなり売れるんじゃないでしょうか。なんと来週から発売。僕も欲しい。個人的には360°の写真が撮影できる機能が気になります。自動で360°写真のメタタグが埋め込まれるならSNSとかに載っけるのも楽だし、いいなあと思うわけです(自動でメタタグをつけてくれないと自分で入力しないといけないので、やや難易度が高くなる)。

ドローンとしてのクラス的には Tello < Spark < Mavic Air ですが、価格も Tello(12,800円) < Spark(6万5千円) < Mavic Air(10万円) です。

スペック比較

さあ、いよいよ皆さんお楽しみのスペックの比較です。単に表にするだけではコピペですからね、全スペックの比較ではなく、僕が気になるスペックの比較です。まずは一覧から。

手ぶれ補正の種類電子式手ぶれ補正2軸メカニカル (ピッチ、ロール)3軸メカニカル (ピッチ、ロール、ヨー)

スペック比較まとめ
Tello Spark Mavic Air
重量 80g 300g 430g
サイズ 98×92.5×41mm 143×143×55mm 168×83×49mm
最高速度 28.8km/h 50km/h 68.4km/h
フライト可能時間 13分 16分 21分
センサーサイズ 不明 1/2.3インチCMOS 1/2.3インチCMOS
画角(FOV) 82.6° 81.9° 85°
最大動画解像度 HD:720p30 FHD: 1920×1080 30p 4K Ultra HD:3840×2160 30p
データフォーマット jpg/MP4 jpg/MP4 jpg、DNG/MP4、MOV
セット価格 約21,800円 80,600円 125,600円

いかがでしたでしょうか。色々と違いますね。これで終わるとざっくりすぎるので、ひとつずつ詳しく解説していきます。

重量
Tello Spark Mavic Air
80g 300g 430g

重量は2点で大事です。ひとつは200g未満かどうかが日本国内の改正航空法にかかるかどうか。この場合だとTelloだけが該当します。改正航空法の制限は一部は航空局に申請を出すことで取り払うことができますが、それでも飛行マニュアルやルールが関わってきます。とはいえ、Telloは法律に関係ないから自由に飛ばせるかというと当然そうでもなく。自治体でドローンに関して条例を設けているところは200g未満どうかなどの区別していないところが多いですし、ドローンは軽ければ軽いほど揚力も小さいので、風に煽られやすいです。

メーカーのPVを見るとだいたいこういうとこで飛ばしてね、ってのが読みとれます。Telloなんかはシーンがほとんど屋内だったり、屋外でも風の少なさそうな都市公園だったりですね。

サイズ
Tello Spark Mavic Air
98×92.5×41mm 143×143×55mm 168×83×49mm

サイズは携帯性の面で違いが出ます。なので、Mavicについては折りたたみ時のサイズ。Sparkよりも小さいのが驚きです。予備バッテリーやプロペラなども含めてバッグを選ぶわけですが、特にMavic Airはプロペラを装着したままコンパクトになるのが素晴らしいですね。

最高速度(km/h)
Tello Spark Mavic Air
28.8km/h 50km/h 68.4km/h

MavicとSparkはスポーツモード時の最大速度です。当然、クラスの高い機種のほうがスピードが出るのですが、それだけではありません。撮影する映像のスピード感はもちろんですが、やはり最高速度が出るドローンの方が安定します。これは高速道路で軽自動車とスポーツカー、どちらが安定して走行できるかの比較とも似ています。時速30kmが最高速度のドローンが時速30km/hギリギリで飛ぶのと、最高速度が60km/hのドローンが時速30km/hで飛ぶのは違うよね、ということです。

フライト可能時間
Tello Spark Mavic Air
13分 16分 21分

風や気温でも変わってきますし、何より最大飛行時間まで飛ばしたらその場で墜ちるじゃねえか、というのがドローンなので、実際はこの70%くらいがフライトしていられる限界なのかな、と思います。それに合わせて用意する予備バッテリーの数を逆算します。なので、同じ時間だけ飛ばそうと思ったらTelloはMavicの3/2倍くらいのバッテリーを用意する必要があります。しかし、予備バッテリーの価格は軽い機体のほうが安いので予算的には差にはなりません。予備バッテリーの数がたくさん要ることのデメリットは管理(充電など)がめんどうになることと、持ち運びがかさばることです。

センサーサイズ
Tello Spark Mavic Air
不明 1/2.3インチCMOS 1/2.3インチCMOS

さあ、ここからお待ちかね、カメラの比較です。まずは画質を決める重要な要素であるセンサーサイズです。SparkとMavic Airは1/2.3インチCMOSが使われていますが、これはコンデジによく採用されているサイズ。スマホでも、画質重視を謳っているのはこのセンサーを使っていることがあります。一方、Telloは公表されていません。おそらく、より小さいサイズのセンサーを使っているのかなと推測されます。一般的なスマホ、あるいは監視カメラなどに使われるセンサーなどでしょうか。あくまで推測ですが。SparkとMavic Airは約1200万画素の写真が撮影できるのに対し、Telloは約500万画素ということがその理由です。

画角
Tello Spark Mavic Air
82.6° 81.9° 85°

カメラの画角。アスペクト比の関係もあるため焦点距離ではなく、FOVで比較します。どれもほとんど変わらずですね。あえて35mm換算するなら24-25mmの間です。これは違いはないと言ってもよいので購入の検討材料にはならなさそうです。僕のPhantom 4 Proも24mmですが、最近はそのくらいが主流なのですかね。無印Phantom 4 は20mmだったので今思えば広めといえます。F値は一般的なカメラレンズであれば比較対象になるのですが、ドローンの場合、比較してもあまり意味がないので省きます。むしろ大事なのは開放F値よりもどれだけ絞り込めるか、ということで、しかもこのクラスのドローンの場合は機械的に絞りがついているのではなく、内蔵のNDフィルターで調整していることが多いので…そういうこともわからず明るいレンズだ、などというのは、自らわかっていませんと公言しているようなものですよ(明るいレンズという表現もかなり古いですけどね)。

最大動画解像度
Tello Spark Mavic Air
HD:720p30 FHD: 1920×1080 30p 4K Ultra HD:3840×2160 30p

撮影可能な動画の最大の解像度の比較です。今や4Kは当たり前の時代にMavic以外は物足りないですね。実用でいえばSparkのハイビジョンでもいいかもしれませんが、Telloの720pというのは静止画の500万画素もそうですが、10年前のスペックを見てように思えます。今やネット動画でさえハイビジョンサイズは普通です。そのぶん、小型化を優先した結果なのでしょう。それと、Mavic Airは4Kを100Mbpsのビットレートを実現しています。これはすごいことです。同じ100MbpsのPhantom 4 Proに比べてセンサーサイズが小さめなので、どれくらいの差があるのかは不明ですけども。

データのフォーマット(写真/動画)
Tello Spark Mavic Air
jpg/MP4 jpg/MP4 jpg、DNG/MP4、MOV

保存可能な撮影データの形式です。MavicだけがRAWで写真が撮影でき、また映像も圧縮率の低いMOVで撮影ができます。このクラスで撮影後に加工を大きくするならMavic一択ですね。

手ぶれ補正
Tello Spark Mavic Air
電子式手ぶれ補正 2軸メカニカル (ピッチ、ロール) 3軸メカニカル (ピッチ、ロール、ヨー)

手ぶれ補正のないドローンの映像は揺れます。ものすごく揺れます。Telloは電子式の手ぶれ補正です。一方のSparkとMavicは機械式の、いわゆるジンバルというものがついています。もちろん、現状ではジンバルを使った手ぶれ補正のほうが有利です。ドローンなのに手ぶれっておかしいですね。また、同じジンバルでもSparkは2軸、Mavicは3軸の違いがあります。当然3軸のほうが対応できる角度が多いのでよいです。

すぐ飛ばせるセット価格
Tello Spark Mavic Air
約21,800円 80,600円 125,600円

最後に、そんで結局いくらかかるのさ、って比較です。単に本体の価格だけを比較しても付属品が違うので比較になりません。例えば、TelloとSparkは送信機が別売りで、スマホで操作することになりますが、Mavic Airには本体に送信機がついてきます。また、どのドローンも最初に付属してくるバッテリーはひとつなのであまり長時間飛ばせません。ですので、ここでは最初からしっかり飛ばせるセット(本体+送信機+バッテリー3本+プロペラガード)を買い揃えた場合、いくらかかるのか、ということを比較しました。なお、現実にはこのほかにドローンを収納するバッグ、ドローンの映像を見る端末代(スマホやiPad)、保険代(損害賠償保険、機体保険)などもかかります。Telloの送信機は純正がないため、約4,000円で見積もりましたが、それでも安価なのがよくわかります。また、SparkがMavicに比べて割高にも思えますが、今はセールで1-2万円ほど安くなっています。さらにお得なメーカーオリジナルのセットもあるのでこの表はあくまで参考程度で、しかも税込みです。

その他のポイントとして、TelloとSparkは手のひらから離陸できます。前述しましたが、Mavic Airは360°写真が面白そうです。

都内でドローンを飛ばしたい。国土交通省の許可を取ってもかなり条件は厳しいですね。公園も条例でほぼダメです。近いうち、23区全ての区役所に聞いてみたいです。道路で飛ばすにも使

まとめ

ほんで結局どのコンパクトドローン買うのさ、ってまとめですが、予算が一番大きいと思いますよ。最初の1台ならTelloがいいかなと思います。圧倒的に安いのにいい感じの機能がついてます。ただ、カメラははっきり言って、実用レベルとは言えないクラスなので練習機でしょうか。僕も練習機に欲しいです。家の中で飛ばしたい。Sparkも予算が許せば最初の一台でもいいですね。カメラは最低限。SNSとかでもそのまま流せるかもしれません。気軽に飛ばせる1台です。僕もサブ機に欲しいです。Mavic Airは仕事にも使えそうですね。コンパクトなので、普通の写真の仕事でも、ついでに今からドローンも飛ばしてみませんか、っていう営業ができそうです。僕も欲しいです。

これ以上の画質を求めるならPhantom 4 Pro、もしくはAdvanceになります。センサーも1インチになって段違いの画質ですよ。

Phantom4 Proというドローンをこないだ買いました。すでに持っているPhantom 4のPro仕様、ではなく、実質的な後継機と言われています。Appleで言えばiP
2018-01-24 | カテゴリー ドローン | タグ

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