イモリのアクアテラリウムにキノコが生えたよ観察日記
ことの始まりは2週間前でした。2泊3日の出張撮影から帰宅し、イモリは元気にしているかと水槽のフタを開けたところ、流木からキノコが生えていました。うん、たしかに、キノコは木によく生えるけども。実家でも祖父がシイタケ栽培してたけども。衝撃でした。
その2日後。キノコが自重に耐えきれなくなり、水槽に落ちました。イモリはキノコを食べなかったようです。墜ちたキノコはもろくなっていて、ちょっと引っ張ったらスルッと流木から抜けました。そんで捨てました。おそらく原因は水槽のフタです。一ヶ月くらい前にアクアテラリウムの水槽のフタを変えたのです。前のフタに比べて空気の抜け穴が少なくなったことで、水槽内の湿度が上がりました。高い湿度はアクアテラリウムにとってもよいだろう、と思ってそのままにしておいた結果がキノコです。ちなみに、アクアテラリウムは通常、フタがなく、水槽から木や植物が飛び出しているものが多いのですが、イモリが脱走するので、フタは必須なのです。
そんで昨日のこと。
茶色い頭が見えました。このときは、これ、もしかしたらキノコなのか、というくらいの感想でした。
4時間後。キノコでした。キノコ、復活。前回、胞子をまいていたんでしょうか。いや、一株だったのがなんか二株に増えてるし。害がないから別にいいんですけどね。ナメコにも見えました。
その約4時間後。またしても衝撃でした。キノコを再発見してから8時間。やつらはこんなに短時間で育つものなんでしょうか。
今朝のこと。カサが開いていました。一株はハイドロカルチャーにぶつかってるのが哀しいです。ところで、このキノコなんていう名前なんでしょうか。ご存知の方、いらっしゃいましたらインスタグラムかフェイスブックで教えてください。謝礼として、このキノコを差し上げます。
先ほどのキノコ。自重でまた水槽に沈んでしまいました。この短時間でキノコから諸行無常、栄華盛衰、六道輪廻を感じてしまいました。手塚治虫大先生の火の鳥を読んだとき以来の感動です。なんでキノコは生えるのか。そして、なぜ水槽に自重で落ちるとわかっていて育つのか。これは我々人間に置き換えてもなんら差し支えないです。一株、二株ときたので次は四株生えてくるのでしょうか…そのときはD850の4Kタイムラプスで撮影してみるつもりです。いずれ水槽がキノコに侵食されかねません。
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