中古でNikonのDタイプを買う選択肢について

もちろん、NikonのFマウントレンズは年々アップデートがなされていて、AF-Sタイプでも前の世代のモデルはたくさんあるのですがざっくりと現行品をAF-S、中古をAF-Dと分けます。

micro nikkor 60mm f2.8 d

マイクロニッコール60mmのDタイプを買いました。衝動買いなんていつぶりでしょうか。中古で破格でしたので、つい。キャンペーン終了直前だったPayPayで買ってポイントまでもらえました。あまりの嬉しさに写真撮って切り抜いてみました。

さて、解像度レンズマニアはもはや妖怪のごとし、あるいはもはやそういう現象だといっても良いくらいです。中古はどうだ、最新型は線が太いだの色々とレンズの性能を見るのが生き甲斐の輩も多い世の中です。最新型を褒めるとNikonからお金でももらえるんですかね。

なんかの花

(マクロレンズを買うとなぜ人はとりあえず花を撮るのでしょうか…)一応、個人的には出来上がった写真に直結する歪曲くらいは気にしますが、ある程度解像してればあまり気にしない派です。特に単焦点レンズの場合は同じ被写体を撮影してみても新旧の差などは重箱の隅をつつくようなものであることは良識ある日本国民なら常識なわけです。それでも最後の最後で自身の作品や仕事に妥協できない人のみが最新型のレンズを選んで恩恵を受けられるのです。言ってしまえば。あとはAFの速度とか、逆光に対する強さとか、手ぶれ補正。そういう諸々が最新型の強みです。結構あるな。

f91

ただ、コスパで考えた場合、中古でDタイプレンズを買うのと新品で最新型を買うのと、価格差はかなりあります。特に僕が今回買った60mmマイクロは2019年現在、最新型とDタイプの差は1世代のみであり、なんから旧タイプの方が解像してるって言う評価もあるくらいです。また、同様に105mmマイクロも最新型は2006年の発売で、既に13年も経っており、旧型のDタイプも1993年の発売なので26年。偶然13年周期になっていますが、充分に選択肢に入ってくるわけです。

他サイトですが、リンク。こんなに105mm旧型を買いたくなる気持ちにさせてくれる人もいない。。。

60mmも105mmもDタイプの一度AFを外した時の遅さは酷いものでさらにAFが迷いだした時は目も当てられない有様です。とはいえ、個人的には60mmについてはマクロ域でなければあまり気になる遅さではありません。むしろしっかり速いなとさえ感じました。新型はどんなものかわかりませんが、今でもAF-DタイプのNikonのレンズは全然使えるなぁと思いました。

まとめ

Dタイプ中古のメリット

  • 安い
  • 写りも悪くない
  • 店によっては保証もある

Sタイプ新品のメリット

  • 逆光時とかAF速度とか、そういうのがいい
  • 細かいこと言えば写りはDよりよい
  • 親元であるNikonに直接お金が入る
2019-05-16 | カテゴリー カメラ | タグ

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