グリップラバーの交換をニコンプラザにてお願いしなかった話

新宿に用事のついでにニコンプラザ新宿に立ち寄ってきました。Dfのセンサーにゴミがついていて、f11くらいからこっそり写真の青空の中にゴミが写り込むようになっていました。自力で清掃しても限界があるため、ローパス清掃の依頼です。ニコンプラザは修理受付のほか、細かい相談ごとにも対応してくれたり、Nikonのオリジナルグッズを売ってくれたりします。

ところが、本日は行ってびっくり。以前はローパス清掃だけで1000円でしたが、現在はローパス清掃だけはやっておらず、点検含めて2000円からとなっていました(税抜き)。それでも他メーカーよりは良心的な価格なんですけどね。丁寧なことに、点検後はチェックシートを作成してくれました。

また、使っているうちにカメラ後ろのグリップが剥がれかけてきたため、その交換もお願いしました。部品は良心的にも200円弱でしたが、工賃が1000円(税抜き)かかるとのことです。メーカーも人件費や売り上げが、かかってますからね、理解できます。オマケに客のカメラを扱うわけです。それを踏まえると1000円は全く高い料金ではありませんが、個人的には高いです。試しに「部品だけ売ってくれよ」というと「いいとも」と返されたので、家に帰ってからグリップラバーの交換を行いました。

ちなみに今回の記事中の写真はD850の高感度テストも兼ねています。上の写真はISO12800。

まずは現在のはがれかけのグリップラバーをはがします。この写真もISO12800です。被写界深度をかせぐため、写真は全てDXフォーマットで撮影してます。

はがした面に両面テープが残っていたので、きれいにしました。携帯の保護シートと同じで、表面に凸凹が残っているとキレイに貼れませんからね。ISO25600。ニコンプラザではアルコールウェットティッシュなどを使ってキレイにするそうです。僕は娘のおしりふきでキレイにしました。

200円弱で売ってもらったのがこれです。このシールを剥がして元どおりに貼っていきます。これもISO25600。

キレイに貼れました。気分も一新です。ISO51200(Hi 1)です。さすがにISO102400(Hi 2)は使い物にならないレベルでしたので省略。Hi 1あたりから色の再現性が悪くなってきますが、僕はCamera Rawの現像時に明暗別色調補正で調整してます。

ほかに、ニコンプラザにいったときはせっかくなので開催中の写真展を眺めたり、スタッフさんにちょっとマニアックな質問をして過ごすことにしています。本日は「D5とD850で同じAFモジュールが使われているにもかかわらず、D5のほうがAFで迷わないという話があるようだが」と聞いてみたところ「体感レベルでそういった報告がある」との回答をいただきました。僕にとってはD850のAFですらけっこう感動的だったんですけどね。ネット上では電圧によって差が生じうる、という説もありますが、それであればD5と同じバッテリーを使っている縦グリを使えばD850のAF性能はD5と同等になるはずですね。縦グリを使うのと使わないのでAF性能に差が出る、てのはなかなか興味深いです。

もうひとつ。Nikonが開発したスマホとカメラを接続するアプリ、Snapbridge。全く繋がらないし、ネット上でも不評を買っているアプリです。これについて聞いてみたところ、うまく接続できないときは一旦スマホ上でカメラのBluetoothやWi-Fiの端末情報を削除してみてください、との回答でした。また、転送できるのはjpgだけでRAWや動画の転送は今のところ対応していないそうです。なので、RAWでしか撮影していないデータは一旦カメラ内で現像する必要がありますね。また、インスタバエ全盛の昨今、動画も早急に対応してくれたらよいと思います。このアプリが原因でNikonはソフトウェアが弱いイメージがありますが、オンラインストレージの出来は最高なので、Nikonのカメラを持ってる人は是非とも試してみるといいですよ。

こんなややマニアックな話を聞けるのもニコンプラザだけ。みなさんも新宿でヒマができたらエルタワーの28階へGO!です。

2017-10-03 | カテゴリー カメラ | タグ

関連コンテンツ

スポンサーリンク