この正月で初買ったもの2016

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初売り、それは古くから我が国で行われている慣習のひとつ。多くは正月の三が日に始まることが多いものです。その起源は古墳時代の文化にさかのぼるとか、そんなことはないとか。文化的かつ宗教的かつ政治的かつ経済的な国民的営みと言えるこの初売りに、もはやお年玉はあげるものとなってしまった僕も今年は参加してきました。

僕が初買いに選んだのは某中央線沿いのカメラ屋。別名フジヤカメラ。買ってきたのはNikonのクリップオンストロボ「SB-900」の中古とNissin Air System、通称「NAS」のレシーバー「AIR R」。Nissin Air Systemがいかに素晴らしいシステムかについてはこちらで書いています。SB-900は僕が新品で買ったSB-910の前機種。連続発光するとオーバーヒートしやすいというかわいらしい欠点もあるストロボです。早々にSB-910をだしてきたあたり、D600→D610問題を彷彿とさせてくれる、Nikonのものづくりへのこだわりスピリットが感じられるストロボなのです。

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SB-910と買ったばかりのSB-900を並べてみました。微妙に発光面の形が違うんですね。どちらがどちらか、わかりますか?ヒントは真ん中あたりに書いてある機種名です。

なぜ一世代前の機種をあえて買ったかというと、予算の都合が理由です。ちょうどワンランク下のクリップオンストロボであるSB-700の新品とこの中古で買ったSB-900がほぼ同じ価格で初売りで殺気立っている店内の中、とても迷いました。熱問題があり、中古であるSB-900でよいのか、一方のSB-700は新品、しかし、クリップオンストロボとしてのランクは900のほうが上、云々……実は今も迷っています。最終的にフル発光時のパワー、通称GNで決めました。新品のSB-700はいつでも買える、しかし、中古のSB-900は売っていないと買えない、という超理論も僕を後押ししてくれました。

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それと、メインで使うのがNissin Air Systemと予想されるので、写真のアクセサリーも買いました。今日届いたホクホクです。直径40cm。試してみたところ、クリップオンストロボの強い光をディフューズしながらも発光面を広くし、かつ光の指向性は残す、というような特徴でしょうか。ソフトボックスほど柔らかさはないですが、よい感じの光です。写真は最小発光させていますが、ストロボとの接触部分をのぞいて均一に光が回っているのがわかると思います。

今年の頭からはこれでバリバリ撮影をしよう、と気持ちを新たにしていた矢先、まさに本日、新型クリップオンストロボであるSB-5000がフラグシップ機種、D5とともに発表されました。開発してます宣言はあったのですが、まさかこのようなスペックとは……デジタルカメラの新時代を感じてしまったのでそれについては次のエントリーで長々と書こうと思います。

あ、ちなみに初売りのクジの結果、Nikonようかん(参加賞)が当たりました。

2016-01-06 | カテゴリー カメラ | タグ

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