撮影後記 〜1%の奇跡〜

今日は風の強い東京でしたね。僕も一瞬空も飛べそうになりました。冬から数ヶ月に渡って東京の海を撮影してきましたが、今日で全撮影終了、クランクアップを迎えました。写真の場合はクランクアップとは言わないのかもしれませんが、そんな気分です。なるべく冬の気候の内に撮影を済ませておきたかったのですが、春に片足を踏み込んでしまいました。呑みなどもほとんど行かずの冬でしたが、これからは遊びますよ。呑みにいきたいですよ。毎週歩き続けてたので身体がすこぶる健康な気がします。でもこれからは身体を壊しますよ。そのうち番外編的なこと撮影をやろう、と既に考えていますが、まずは番内編を6月くらいに発表のつもりです。またそのときは告知しますので無下にしないでください。今は、開放された気分で、もう終わったから何してもいいんだなぁという心地よさがあります。ふへへ。テーマは色々と縛りがありますからね。撮影に関して色々思うことはあるのですが、書ききれないし、それは写真を日の目に出す時にインタビュー形式で答えようと妄想しています。

さて、ここからはカメラの話です。普段一眼レフを使っているのでバッテリーの消耗なんかはほとんど気にしないのですが(一般的なデジカメよりも一眼レフのほうが電池は数倍長く持ちます)、今日はちと事件がありました。 事件というほどではないのですが、充電忘れです。いつも予備バッテリーを持ち歩くので何かあっても安心、な状態にしているのですが、充電時にコンセントが入ってなかったのか、今日の予備バッテリーは前回使い切ったままの状態だったのです。既に入っているバッテリーもさほど多いわけではなく、撮影開始時は残り30%ほどだったでしょうか。予備バッテリーが充電されていなかったのに気づいたのはバッテリーが15%ほどになった頃でした。ちなみに予備バッテリーは残り1%との表示でした。
そうなったときに考えるのは、いかにバッテリーを消耗させずに撮影を続けられるか、です。まず第一に、撮った写真を確認するのは絶対しない。 背面液晶が最もバッテリーを減らします。一般的なデジカメより一眼レフが電池が長持ちする理由のひとつが背面液晶をあまり使っていないことなのです。とはいえ、今日は雲も速く、露出が極端に変わる状況では若干露出が合っているかの確認だけすることもありました。合わせて、設定画面もなるべく出さないのも電池を長持ちさせるコツです。撮影画像を確認しない、というのはフィルムのようでいつも以上に注意深く露出を意識するようになってよいものです。
次に、撮影において長持ちさせる方法を考えます。オートフォーカスを使うと電池を食います。当たり前です。なので、マニュアルフォーカスで撮りました。が、レンズがAFに最適化されていますので、MFでピントが合わせにくい。結局、そこはケチらずAFを使うことにしました。絞りに関してはどうなのでしょうか。絞り開放で撮れば絞り羽根は動かなくて済みます。が、これはレバーとかで制御してそうなので関係なさそうです。フィルムカメラでも電池の要らないカメラはありますからね。続いてISO。高感度を使えば少なからずノイズは発生しますし、ノイズリダクションをかけることになります。これはおそらく若干ながら低感度で撮るよりも電池をくうんじゃないか。一枚の撮れるか撮れないかが問題となるのでなるべく低感度で撮ることにしました。といっても、だいたい晴天日中であれば僕は基準感度にしていますが。シャッタースピードに関しては2枚の幕の空いている時間差なのでどの設定値でもほとんど変わらないのでは、と思います。
露出モードはマニュアルにしました。最初からマニュアルでした。これはAEの測光で電池を消費する対策、というよりも(マニュアルにしていようが露出計は動くので測光はしている)AE時に値が変化することで液晶表示が変わることで僅かながら電池を消耗することを危惧してです。そして、右肩の液晶とファインダー内の表示もなるべく短い時間しか表示されないようにします。
ここまで気を配った結果、残り30%ほどのバッテリーと1%の予備バッテリーで700枚以上のシャッターを切ることができました。撮影が終わって、クールダウン的にちょっと撮っていたくらいで予備バッテリーも電池がなくなりました。15%になるまではいつも通り使っていたので最初から気をつけていればもう少し枚数は増えたと思われます。驚いたのが、残り1%と表示されてからがだいぶ持つこと。100枚弱は撮れました。ほんとは1%じゃないんじゃないかと思いますよ。1%と表示して脅していたのかもしれません。でも悪いのは充電をし損ねた僕です。反省した僕は帰宅次第早速2本ともバッテリーを充電するのでした。カメラは電池が切れるとただの重い箱だな、と改めて実感しました。ちなみに、カメラは2台あったので1台が電池切れたところでまだ大丈夫なのです。ここまで保険をかけてこそのカメラマンというものです。別に仕事じゃないんですけどね。
何かあったときの保険、そんなことを考えながら、6月を楽しみにしていてください。

2013-04-08 | カテゴリー 写真 | タグ

関連コンテンツ

スポンサーリンク