2020年10月26日(月)

Nikonがヤバい、とはカメラマンの間でもよく話がある。こないだ身売りされた(経済のことはよくわからないが)オリンパスの次は早かれ遅かれNikonだと。理由はいくつかある。

Nikonがヤバいというのは単純に売れ行きが落ちていることがある。デジカメも市場が成熟してきて、数年前の機種でも全く問題がない。また、一般的にはスマホで充分と思われている、という指摘もある。これはカメラ全体に言えることだろう。

次にNikonはデジカメの中でもシェアが少なくなってきている。かつて一眼レフ時代にはCanonと2強であったが、ミラーレス全盛の今、SONYとCanonにシェアを大幅に譲っている。Nikonのミラーレスはいいカメラなのだが、良さが伝わりにくいのか。ちなみに僕もまだ導入していない。

また、Nikonはメーカーの主要なところがカメラ、光学機器関連であることもある。SONYは言うまでもなく家電、Canonもプリンタや計算機など、カメラ以外の分野を多く持っているので仮にカメラ分野が奮わなくともカバーできる、らしい。CanonもSONYも映像分野があるが、Nikonは参入もしていない。

上に挙げたことを考えていくと、一ユーザーとしてもなかなかつらいものがある。個人的には先日発表されたZⅡがぱっとしなかったのも残念である。NikonがミラーレスのZマウントを掲げたときに次の100年を、とのコピーがあった。そんな先はどのメーカーがシェアを持っているのか、そもそもカメラの形状も、ソフトウェアも予測がつかない。Nikonに執着があるわけではないが、頑張ってほしい。僕が撮影している写真のほとんどがNikonのカメラで撮影されている。

2020-10-26 | カテゴリー 写真日記 | タグ

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