2020年7月22日(水)

先日、芸大の教授が写真をパクって描いたのを出展したというニュースがあった。多分だけど、人の作品を使うこと、著作権についての意識は世代間で異なるような気がする。主語が大きいし、感覚程度の話でしかないのだけども。

それ以前にそもそも日本全体が著作権への意識が低いのは確かだが、(Twitterで著作権的に問題ありそうという画像は毎日流れてくる)一旦忘れる。

戦前の日本の絵画は西洋の模倣だった。明らかにデ・キリコ風だったり、ダリ風だったり。シュルレアリスムの大きな波の日本版とも考えられるが、作風まで似通っていたのが問題だ(実際に著作権的にどうこうとなったらどうだろうかは僕には難しい)。

そういった文化の輸入行為が結果的に日本の発展へ寄与したところもあったと思う。しかし、僕は評論家ではないので、適当なことを言って申し訳ないが(批判は甘んじて受けるし、その界隈のことを教えてほしいくらい)その精神がそのまま残ったのが現代アートは受け入れない、芸術界の権威ある展ではなかろうかともまた思う。暴論失礼いたしました。

2020-07-22 | カテゴリー 写真日記 | タグ

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