2019年11月20日(水)

最近はめっきりフィルムを使わなくなった。冷蔵庫に余りでもらった賞味期限切れの120が何本も場所をとっている。フィルムの階調性の低さは何年も前からデジタルの足元にも及ばない。デジタル画像をフィルムと見間違えるように加工することはできるが、その逆はない。

つまり「やっぱフィルムの感じっていいよね」などとフィルムの調子を持て囃すのはただの戯言である。

最も、今あえてフィルムで撮ることが無意味とまでは言わない。カードと電池の容量の限り撮影できるデジタルと枚数が限られたフィルムでは撮影のリズムが異なる。そういった要因が良し悪しは別にして撮影に影響を及ぼさないわけがない。

最も、今の僕がフィルムを使わないのは単に現像代を捻出するのが大変だからだ。むしろ、初めてデジタル一眼レフを買ったときに「これで無限にシャッターが切れる」と感じた喜びを忘れてはならない。

2019-11-20 | カテゴリー 写真日記 | タグ

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