タニクとイモリ
我が家のかわいいイモリの写真です。最近撮りました。久しぶりにイモリを撮影しました。今はウチに5匹います。最近のイモリはなかなか陸にあがってくれなくて、撮影しづらいのです。この時も、エサでつりました。撮影後、エサはモデル代のギャラとして差し上げました。日中でないと光の条件としても撮影しづらいので撮る機会がなかったというのもありますが。この日は朝起きたらよい光が出窓から差し込んできていたのでカメラをつい手にとりました。
その出窓に置いてあるウチの多肉植物。新しく植え替えをしたので、写真に写っているのは3cmくらいの大きさです。我が家には出窓が2つありますが、そのうち1つは多肉植物でいっぱいになりました。宇宙を多肉植物で埋め尽くすにはまだ遠いですが、とりあえずとしてもう一つの出窓もこの調子でいけば来年には多肉植物で埋め尽くせるんじゃないかと考えています。
僕の家の2大癒しとなっているイモリと多肉植物ですが、その性質たるや、相反するところが多いのです。例えば、イモリは両生類なので生活の半分、いや、個人差によってその生活のほとんどを水中で過ごすイモリもいる一方、多肉植物はサボテンと同じく、水はほとんど必要としません。むしろ、水をやりすぎると根が腐って死んでしまうのです。生活環境も、イモリはひっそりとして涼しげな日陰を好む反対に、多肉植物は日当りのよいところを好みます。
この両者が共存するすべはないものか、というのがここ数ヶ月の僕のテーマです。多肉植物に乗っかって休憩するイモリはさぞ美しいでしょう。相反する両者ですが、その魅力の根源は近いものがあるのでは、と何となくですが感じているのです。推測ですが、イモリが好きな人は多肉植物が好きなんじゃないでしょうか。また、多肉植物を愛する人はイモリの可愛らしさにも気づけるのではないでしょうか(イモリを好きで飼っている人は人生の中でパンを食べたことがある人が95%以上だと思いますし、多肉植物に水をあげた人は36時間以内に睡眠をとった人がほぼ全員と言えるでしょう)。
イモリの水槽をそのうちアクアテラリウム化したいなあと妄想しています。アクアテラリウムとは、その中で水や空気が循環する、持続可能な生態系の空間です。要は水草やライト、ポンプや濾過器をセットするのですね。でも、これがうまくいくと掃除も数ヶ月に一度くらいにポンプを清掃するだけになるのです。イモリにとってもそのほうが幸せな環境と言えるのではないでしょうか。その陸地部分に多肉植物を混ぜてみたいと考えています。課題としてはやはり水が多い環境ですから、そこから多肉をいかに遮断するか、ということがあると思います。そして、それがうまくいったとして、イモリが多肉に寄り添ってくれるかがまた問題です。こればかりはイモリに聞かなければいけないところですが、残念ながらイモリらは言語を介さぬし、ほとんど無表情なのでなかなかコミュニケーションで苦労するのです。
関連コンテンツ
スポンサーリンク