無印良品の積み木がむしろ大人向けだった。これ最高。
個展が終わって、家族サービス。週末に無印良品で夏物をまとめ買いしました。衣類を中心に買ったのですが、僕が特に気に入ってしまったのが積み木でした。「9種のこっぱのつみき 21ピース」という積み木です。いろんな種類の木を使ってつくっているというそれだけで面白いことが確信できる素敵おもちゃです。余った木を使っているらしく、着眼点もエコでいいですね。ほぼ一目惚れでした。主に僕が。名目上は娘のおもちゃにと買いました。
余った木を使っているからでしょう、形が不揃いでそれがまた愛嬌があってよいです。普通の積み木と違って、積み上げていくだけでも工夫が要ります。木はそれぞれ木目も違うし、木の種類によって重さも触感も色、香り、全然違う。これが子どもによい刺激を与えないはずがありません。無印良品らしい袋と、どれがどの木かを書いた説明書が入っていたのもよいです。民藝運動の創始者である柳宗悦が生きていたら、この積み木を絶賛することでしょう。エッセイで書きそう。
僕は田舎育ちですが、木の名前なんて自分から興味をもたない限り、覚えないんですよね。植物もほとんど「雑草」でひとくくりでした。それは今、大人になって教養のなさを悔いるわけなのですが、ぜひとも娘にはこうしたおもちゃから学んで色々と興味をもってほしいと思います。実際のところ、娘のこの積み木に対しての食いつきかたにはものすごいものがありまして。店内で見本を触った時から早くそれを寄越せとアピールし、ぐずりだす始末。家に帰って開封すると声を出して笑って遊んでました。気に入ってくれて、僕も嬉しいです。あと僕もいい年ですが遊んでて楽しいです。
写真は娘が隣の部屋にいるときにこの写真を撮っています。造形としても美しいです。
その1分後のようす。以下、連続写真でご覧ください。
撮影スペースごと破壊されました。壊すよりも作る方が大変なんだぞ、ということを数年かけて教えていきたいです。あともともと21個入りだったのが、さっそく残り20個になってます。
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