今あえて旧型70-300を私のラインナップに加えました
増税ですね。みなさん、昨日よりも多く税払いましたか。僕はキャッシュバックされました。増税前の駆け込みなんて言いますが、10/1、今朝Twitterのトレンドに「イヤッッホォォオオォオウ」が入っていたのはどういうことでしょうか。キャッシュバック狙いですか(「イヤッッホォォオオォオウ」はIYHと略す、5chの衝動買いスレのこと。家族に理解を得られなかったが衝動買いしてしまった者たちが主にカメラ中心にした衝動買いした結果を晒すスレッドのこと。名言がちょくちょく飛び出すので楽しい)。
さて、私もこれを機に前から欲しかったあのレンズをIYH!したかったところですが、商売的に先立つものがありません。その代わりに今回必要に迫られて購入したのが『AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED』。なんと2006年発売です。僕が最初に買ったデジタル一眼レフ、D40と同じ年。NikonはまだFXフォーマットのデジタル一眼レフを作っていない頃のレンズです。当然、現在は旧製品扱いです。当時から価格の割に便利そうだよなぁと思っていたのですが、必要に迫られなかったため、このタイミングまで買わずにいました。また、当時、発売前は予約が多かったために発売延期もあったそうです。
13年前のレンズとは言え、D850との相性は悪くないです。描写も別に便利ズームにそこまで期待しないし、むしろ期待しない分、いい意味で裏切られました。ピクセル等倍で鑑賞する方々にとっては深刻な問題なのかもしれませんが。外見的にもD850とさえいいマッチしてると思いますよ(上の写真参照)。見た目がいいというのは素晴らしいことです。
今回比較対象になったのがタムロンの同じスペックの70-300と昨年発売された新型AF-Pの70-300でした。タムロンの70-300とAF-Sの70-300は価格的にはタムロンが若干高いくらいでした。ただ、タムロンのは在庫はフードなし。標準域までならともかく、望遠レンズにはさすがにフードが欲しいため、選択肢から外れました。AFの速度は体感的に同じくらいでした。
AF-Pは昨年発売だけあってさすがにAFが爆速でした。ただ、AF-Sとの価格差が3倍。非常に魅力的で、悩ましかったのですが、このクラスのズームレンズを使う目的を考えたら3倍というのは財政的に。。。今後、ミラーレス時代になるタイミングでFマウントをどこまで集め続けるかというのも決定打でした。今回購入したAF-Sは状態のよい中古で2万円前後。現実的な、良い買い物をしたと今のところは思っています。ちなみにNikonの70-300は他にもDXが多数ラインナップしていて工夫しないと検索しづらいです。
さて、このように小学生も成人しちゃうくらい前に発売されたレンズが現役で使える現在。デジカメの売上は年々落ちているといいますが、個人的には中古カメラ屋はいつも景気良さそうに見えます。カンのいい人は僕の言いたいことがわかると思いますが、性能的には十分なスペックのカメラが型落ちで中古に流れて、みんなそっち買うからデジカメ自体の売上は落ちてるように見えるんじゃないでしょうか。特にレンズよりもカメラボディはそうですよね。実際、僕が今初めてデジカメ買うって人に相談されたら予算次第では中古勧めると思いますし…デジカメの売上どうこうってグラフとかって中古市場を考えられてないですよね、きっと。この段落はあくまで個人の感想です。
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