今あえて一眼レフを買う、Nikon D850とD40の比較です。

ミラーレス台頭。僕の周りのプロカメラマンでミラーレスを買っているのは30%ほど(私調べ)。しかし、動画用途だったり、サブ機だったりです。まだまだプロの主流は一眼レフ。さて、そこで今あえて一眼レフを買うなら、僕の現在のメインカメラであるD850と僕のかつてのメインカメラであったD40を比較してみます。

Nikon D850の特徴

4500万画素。FXフォーマット、4K。ISO64〜25600。ファインダー。オールラウンダー、前述したとおり、ミラーレス時代において一眼レフの最高峰。市場価格は32万円ほど。中古で20万円台後半。2017年の発売です。

Nikon D40の特徴

600万画素。DXフォーマット。動画機能なし。ISO200〜1600。ファインダー視野率96%。AFポイントはたったの3点(中央と左右)!学生だった当時、レンズキットで7-8万円で買いました。しかし、ディスコンのため、現在は新品では手に入らず、中古で1万円くらいです(状態によります)。買ったのは2008年とかだったはず。D850と10年の差。

実写

じゃあ、実際どのくらいの撮影結果に差があるのか、テストしてみましょう。カメラは撮ってなんぼです。RAWで撮影し、LRでストレート現像。オートホワイトバランスで比較しました。ISOは1600。絞りはD850がf3.5、D40はf3.2です。

D850で撮影。レンズは24-70。読んでいる本はディズニープリンセスの塗り絵。

D40で撮影。レンズはDX40マクロ。

オートホワイトバランスの結果に大きな差がでて驚愕しました。当然D850のほうがいいですね。時代の流れを感じます。とはいえ、RAWで撮ればホワイトバランスなんてオマケみたいなものですけども。あとは焦点距離の問題で当然ながらD850のほうが背景がとろけてます。

D850はかなりノイズレス。一方のD40はLR上のモニターで見るとだいぶノイズ出ているんですけども、ウェブ用に縮小すればノイズは感じませんね(リダクションはかけていません)。

ざっくりですが、単にウェブ向けの画質だけ見るのならD40でも問題なしです。高いカメラって、画質以上の点で違いがありますからね。単純にレンズ含めた予算だとD40は35,000円(カメラ1万円、レンズ2万円ちょい、他SDカード)に対してD850は480,000円(カメラ320,000円、レンズ中古で100,000円、XQDカード20,000円)。10倍違います。

D850のカットにD40をざっくりと寄せてみました。ホワイトバランス調整、露出調整、あとはノイズを除去…(D40、当時は高感度強い!と言われてましたが今のレベルだと普通に弱いですね。。。)

2019-07-26 | カテゴリー カメラ | タグ

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