Amazonで中国製ミラーレスカメラ発見!いよいよ日本メーカーの牙城が崩れる…わけない!

どうも、Amazon大好き人間です。ヤマト運輸の配達担当は友達。デリバリープロバイダの配達員とも顔見知りさ。もちろんKindleも持ってる、2つだ。FireTVのヘビーユーザーだし、ただ、エコーはまだ持ってない。僕くらいAmazon使いになると日々の習慣の中にタイムセールザッピングの時間が含まれているのですが、今日見つけたのがなんと。

チャイナ製ミラーレスカメラ!

カメラと言えば世界的にも日本。Nikon、CANON、そしてSONY、パナソニック、富士フィルム、オリンパス、リコーペンタックス…みんな日本メーカー。他にドイツ中心にライカやハッセルブラッドなどの高級カメラのメーカー。近年はカメラのアクセサリーや交換レンズで韓国や中国のメーカー(販売者?)も出てきて、Godoxなんかは割とシェアを食うようにもなりました。AD200は僕も愛用中です。

早朝からつられました。サイバーマンデーセール、こないだブラックフライデーとか言ってたばかりじゃないですか年中セールですか。 行って! もうTwitter消して!もうTwit

しかし、これらはあくまでカメラを補填するもの。カメラ自体は前述したように日本と一部の西欧のメーカーで市場を占めていました。そんな中でみつけたのが中国製ミラーレスカメラです。経済発展著しい中国がいよいよカメラのシェアを奪いに来たか!しかも価格が1万円くらいの圧倒的安価。と思って(思ってないですが)見てみたら…

ミラーレスってレベルじゃねえぞ!2400万画素ありますが、多分、無理やり詰めたんでしょうね。これ、スマホからカメラ部分だけを取り出してカメラにしたようなスペックです。。。ミラーレスって、その名の通り、mirrorがないのですが、一般的にレンズ交換できるのが前提なんですよ。これ、レンズっぽいの取り外した下にちっさいレンズが写ってますよね…これはレンズ交換とは言わない。。。いや、ツッコミどころはたくさんありすぎて。外したレンズの画像を拡大すると「径62 55mm f2.0 HD MC Wide angle Lens」と。55mmでワイドレンズって、中判カメラかよ、と。それで径62mmはありえないし、その後ろに書いてるHDってもしやハイビジョンのHDだったりして…いずれにせよ、ハッタリ感満載のカメラです。

16倍デジタルズームってのも、デジタルズームがなんなのか知ってると笑えます。多分、売ってる人はわかってない。他にも画像と説明文章でスペックに矛盾があったり…真実が見えません。

①ピントについて、最短撮影距離があります。自動的デジタルピントなので、専門の調節キーとカーソル がありません。ピントが合うため、被写体まで1Mの距離が必要です。

と説明に書いていますが、たぶん、センサーサイズが小さいのでパンフォーカスなのでしょう。日本語が不自由すぎるのを楽しめるのもこういう商品の良いところです。それと、作例で使われている画像が確実にこのカメラで撮っていないですね。内蔵フラッシュの有無の作例について、内蔵フラッシュからは絶対に飛ばない位置から光が飛んでます。中国の著名携帯電話メーカーのカメラの作例が実は一眼レフで撮影した写真を使っていた、とニュースになっていましたが、これも同じようです。

同じようなカメラが色んなメーカー(販売者?中身はもしかすると同じ。)から1万円程度で出ています。どれを見ても似通ったスペックです。しかし、微妙に説明が違うので楽しめますよ。スチールカメラだけでなく、ビデオカメラも同じような感じで売りだされています。楽しい!

あとはレビューも余さず楽しみましょう。ご想像の通り、ほぼサクラです。証拠に日本語が不自由だったり、他にレビューを書いていなかったりです。もしかしたらカメラに詳しくないために騙されて買った人も混じっているかもしれません。レビュー例です。

多くの機能を備えた素晴らしいカメラ
カメラはインターフェイスが簡単で使いやすいです。低価格で良い品質。時間通りに到着。あなたの家族のためのとても素敵でプロフェッショナルな写真を作るために使いやすい。私は一週間一回、これらの製品に非常に満足しました。さらに、低コストのデバイスで、他の多くの場所に行くことができます。私はより高価なデバイスを使用するつもりはありません。

いいですね。言いたいことはわかるけど、信用がまったく得られない文章です。

真面目におすすめ!
色: B7
結構いい!値段から見ても若干安いからどうせゴミだろと思う方もいるかもしれませんがそれを覆すかのようにかなりいい製品だと思います。またゆういつの欠点は音が小さいぐらいです!かなり好評!是非買ってみてはどうですか?

惜しい!「ゆういつ」あたりから日本語が一気に信頼感を失い出しました。あとね、これらの商品、調べてみるとここ1,2ヶ月でAmazonに登録された商品ばっかりのようなんですよ。なんで半年以上前の日付でレビュー書いてるんですかね。。。

まとめ : iPhoneでいい。むしろiPhoneのほうがいいかも。

最後に、なんでこんな営業妨害とも言えるようなこと僕が書いてるかといいますと、表記的に詐欺に近かったり、サクラ感丸出しのレビューで、一人でも騙される人が少なくなるといいなと思ってるんですよね…というのはもちろん嘘で、やっぱ見てて面白いからです。一応下に貼りますね。間違ってもカートに入れないように。買ってみて試してもブログ記事ひとつ分くらいにはなるでしょうが、お金と時間がもったいないのと、こういうメーカーにお金落としたくないので僕は買いません。繰り返しますが、これならスマホで十分です。

まあ、でも、こういうおもしろグッズで笑っているとそのうち本当にすごいカメラをしかも安価で出してくるのが最近の中国経済の凄さですね。

2019-02-03 | カテゴリー カメラ | タグ

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