Nikon Fマウントの40mmレンズ、台風、YONGNUO。

レンズを買いました。つい先日、2017年初のレンズ購入に至ってからほんのわずかの間、2017年2本目のレンズ購入になりました。

tobitsuさん(@tobitsu)がシェアした投稿 - 2017 10月 14 2:17午前 PDT 前にNikonのPC-E Nikkor 19

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40mm F2.8。メーカーはYONGNUO、中国です。読み方はヨンヌオ。難読です。数年前からCP+で見かけていました。技適の怪しいクリップオンストロボをよく見かけます。ヨンヌオを初めてCP+でみたときは50mm F1.8の単焦点レンズを発売していましたが、Canonのそれにあまりにもそっくりだったので、衝撃を受けた記憶があります。

時は過ぎ現在。Amazonで見ると(日本国内代理店がないため)Nikon Fマウントだけでこの40mmの他に50mm F1.8、35mm F2、100mm F2が販売されています。いつの間に、と数年ぶりの衝撃を受けましたが、どうも最近のラインナップらしいです。そこで、Nikonの純正にはない焦点距離である40mmを買いました。それと、以前、自分の写真をレビューしてもらったときに「君の写真は40mmくらいで撮るといいかもね、いつも何使ってるの?」とコメントをもらったのもあります。

Apple Music 他によいのがなくて消極的に使い続けてます。僕がiPodを買ったときからの付き合いですから、もう14、5年の付き合いになります。かつてのホイール式の、あの音

焦点距離40mmについて

純正にはない焦点距離です。この度購入したヨンヌオの以外だとコシナの40mm F2と、近い焦点距離で昔のNikonのAi-P 45mm F2.8が比較的、手に入りやすいレンズです。いずれもマニュアルフォーカスで、オートフォーカスはありません。実はAi-P 45mmのレンズは昔持っていました。レンズがごくごく薄い、いわゆるパンケーキレンズで、当時常用していたD40とも相性が良く、とても気に入っていました。しかし、当時の僕にはお金がなく、金策のため売り払ってしまいました。

D850がよいです。これだけよいと後継機種はどうなるんでしょうか。すべてのNikonユーザーに買う価値あり、と、お伝えしたいです。一方で、最近の贅沢な悩みとして、これまでの

昔は中古で45000円くらいが相場でした。今は35000円程で買えるようです。また、コシナの40mmのレンズも最近設計が変わって再発売されています。Nikonのかコシナのか、どちらかをいずれ購入したいと迷っている最中にこれを見つけてしまったわけです。

焦点距離40mmって絶妙なんですよね。標準レンズと言われる50mmと広角レンズ35mmの中間。35mmと5mmしか違いませんが、画角的な感覚は、やはり違います。一方で40mmと45mmはあまり違いがわからない。これは僕が昔APS-Cで28mmを使っていて慣れていたこともあるかもしれません(APS-Cの28mmはフルサイズで換算42mm)。

このレンズ、YONGNUO 40mm F2.8について

D850に装着。パンケーキほどじゃないが、かなりパンケーキ気味。 #nikon #d850 #yongnuo

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このレンズも購入候補だった2つと同じく、薄いです。光学的な所は専門ではありませんが、このあたりの焦点距離は薄く設計しやすいのかもしれません。そして、見た目がまたしてもCanonのに似ています。もっとも、NikonのマウントはCanonのそれよりフランジバックが長いため、Canonのレンズをそのままパクることはできないはずです。価格は12000円弱。破格でした。

実写テスト

ファインダー覗いたら真っ青だったので、驚いた。前玉に保護シール貼ってあった。 #yongnuo

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ファインダーを最初のぞいて驚きました。光学ファインダー内が真っ青。さすが、チャイナ。不良品か、と思ったら保護シールが貼ってありました。しかも前玉、後玉両方。こういうのは純正では見かけないので。さて、実写してテストします。なんてったって、中国メーカーで安価。最近は意外にまともな製品もありますが、不安がないわけではありません…

台風でした。テスト撮影ってレベルじゃねーぞ。

このあたり、いつもの日曜であればテントなんかも張って家族連れや若い人たちで賑わっているんですけどね。芝生で気持ち良さそうな公園です。台風でした。この後、傘が壊れました。

写りはまあ、シビアに見れば純正のF1.8シリーズのレンズに比べて甘いです(特に開放において)。それでも、モニター上で拡大して見た場合です。上の写真は絞り開放ですが、それなりに周辺光量も落ちているのがわかります。レンズの作りはプラスチックで、安っぽいです。そのぶん、かなり軽いです。

見た目もダサいです。レンズのファームアップ用にUSBがあるのですが、レンズ前面にあるのでまたダサいです。オートフォーカスは遅いです。遅いといっても、最近の爆速ズームレンズなどに比べてのレベルですが。昔のAF-Dと比べたらいい勝負するんじゃないかってくらいは問題ないです。AF精度もイマイチ…D850のAFのレベルの高さを発揮できないようです。

最短撮影距離から無限遠にオートフォーカスを駆動させると変な音がしました。気のせいではないです。ピントリングの可動域が狭いのでマニュアルフォーカスは、はっきり言ってオマケ以下です。でも、この焦点距離でNikon Fマウントでオートフォーカスがあるレンズって、これだけなんですよね。また、こういうサードパーティのレンズにありがちなんですが、フォーカスリングの回転方向がNikon純正と逆。Canonと同じ方向です。その点においても、このレンズはオートフォーカス専用にしてよいかと考えられます。地味ですが、AF/MF切り替えスイッチがNikonともCanonとも逆。前がMF。なぜこうした…

総じて、Nikonユーザーであれば、価格を考えたらはっきり言って買いです。いいレンズだと思いますよ。ただし、仕事では使おうとは思いません。パンケーキ気味なので、気軽にカメラを持ち出すのにちょうどいいです。Canonの一眼レフを使っている人は数千円だけ高いですがCanon純正の40mmのほうがストレスなく使えると思いますよ。

2017-10-22 | カテゴリー カメラ | タグ

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