カメラストラップ迷走論
カメラの写真です。オサレ風に撮影。今はオサレって言わないんでしたっけ、インスタ映えしてますかね。
さて、このカメラの置き方、テレビだったら『広告用に演出しています』とテロップを出したいところです。このカメラの置き方は、非常に大変に危なく、僕はもう撮影用だけのためにこう置いたけども、とにかく怖いです。何が怖いか。ストラップです。撮影現場として、オサレなカフェが想像されますが、ちょっとカメラ女子がお化粧直しに席を立ったとき、椅子を引いたときに手をストラップに引っ掛けて、カメラがバーン。
ここ数年の間に急速に流行りだした、速射ストラップというのがあります。カメラの左右の肩のストラップ環ではなく、三脚穴にねじ込んで使います。身体にフィットする、さっと取り出しやすい、普通のストラップに比べて取り外しがしやすいというメリットがあります。Blackrapidというメーカーのものが有名です。あいにく、youtubeでは見つからなかったのですがプロモの中に崖登りしながらカメラを腰にフィットさせてる映像があって、心惹かれました。これだけカメラが身体にぴったりついていると混雑している狭いラーメン屋に入っても安心ですね。
ところがこのストラップ、落下の話もあります。1点で支えてるわけですから、想像するだけでも恐ろしいです。それと、慣れない間はしゃがんだときにレンズ先端を床にぶつけたりするそうです(僕はやらかしそう)。後者は慣れるしかないですが、そもそも取り外しが簡単なので使うときだけ締める、もしくは定期的に締めるようにして運用するのがよいのでしょう。最近では万が一三脚穴からストラップが外れても支えられる紐が別売りであるようです。ただ、もう一点、懸念されることがあって、縦グリを使うと三脚穴に右手が当たります。金属が手のひらに擦れてかなり痛くなりそうです。特に、長時間の撮影だと翌日以降にも響く痛みになりそうです。
トータルで考えれば便利そうなんですけどね。安くないだけにちょっと二の足を踏みます。Amazonではチャイナメーカーの同様のものが安く売られていますが、不安しかありません。大事なカメラを任せるわけですからね。数日でも試せたらよいのですが、カメラアクセサリーはカメラ本体と違ってそういう機会はほとんどないのです。
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