Nikonの24-70は普通、普通、とても普通
24-70/2.8というレンズがあります。Nikon、Canonなどが出してるいわゆる大三元(この3本のレンズを揃えたら撮れないものはないと言われている伝説の3本のレンズ)のうちの真ん中の一本。いわゆる、広角ズーム、標準ズーム、望遠ズームのうちの標準ズームです。焦点距離は24mmから70mmなので24-70。開放F値はf2.8なので24-70/2.8。今度、そのNikonの24-70/2.8がVR(手ぶれ補正)がついてリニューアルされる、というウワサ(2015年7月現在)があり、ふと僕も今使っている自分の24-70について思い出してやってもいいかなという気持ちになりました。上の写真は震災後、ふと仙台にいたころ住んでいたアパートに行ってみたところ、見事に駐車場になっていましたよ、の図です(24-70で撮りました)。
そんなわけで過去の写真を振り返ると、僕がこのレンズを買ったのは数年前。当時、新古品(開封なんかはしたけど新品だよ、の状態)で買えたのは偶然でした。そのときの価格は11万円台後半。2015年現在は価格.comで17万円を超えていますからいかに円安になったかがわかります。
このレンズ、写りがいい!と評判だったので手に入れたのですが、手に入れてもそんなに盛り上がりませんでした。当時はもともと写りの良い単焦点レンズでばっかりで撮っていたのでそれに比べて大差なかったことと24mmから70mmという標準域のズームが画角的に別に目新しさがなかったことが理由です。本当はズームレンズなのに単焦点レンズ並みに写りがよいのは眼を見張るべきものなのですけどね。
でも、なんだかんだで仕事の撮影ではこれだけは当然のように持ち出しますし、あると安心感があります。使い込みすぎたか、一度修理にも出しました。便利ですからね。こういう高級レンズはズーミングしたときに変に鏡胴が前にでてこないことが好印象でもあります。見た目は大事です。このレンズの値段の一部はデザイン料ですね。間違いない。こういう、長年付き添った女房的なレンズは長年使っていて自然なデザインでなければいけません。
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