super telephoto lens
買ったときに「鳥でも撮るの?」と店員さんに聞かれましたが、普通はこんなレンズの使い道はそのくらいでしょうね。ということで、スナップに使ってみました。
ピント目盛りに200mの表記があるレンズは初めてです。最短撮影距離も8m。だいたい人をバストアップで撮れるのが15〜30mほど。遠いですね。レオ・ルビンファインの「傷ついた街」を今年近代美術館で観てきたのですが、当初はそれをイメージして撮ろうとしてました。人物をたくさん撮ったのですが、勝手に載せるのもよくないし、また、そういった写真は大量に並べる事で意味を持ち出すだろうので、今回は省きます。
ボディはNikon D90。なので画角はだいたい750mmと同じくらいになりますね。このレンズ、Ai以降にはつけられない、という情報もあり(試してないのですが)そうなるとAiカプラーのないデジタルのボディで一番適合してるのはD90だと思うのです。撮像素子のより新しいエントリー機はあれども、エントリークラスのファインダーは望遠クラスだと使い物にならなさそうです。ただでさえファインダーは暗いのに。
それでも、フォーカスの合わないことといったら。85/1.4を開放で使った時くらいMFがつらい。まだ明るい分85mmのほうがやりやすいかも。おそらく動体撮影は置きピンが正攻法ですね。動いてるものには運に頼らないと合わせられる気がしない。なぜかフォーカスエイドは作動しました。作動はするけど精度の保証はしない、ってことでしょうか。
余談ですが英語だと超望遠「super telephoto」か「ultra telephoto」かと思ったのですが、どちらもでよいみたいですね(googleのヒット数調べ)。焦点距離の長短で分けているのかとも思いましたが、そうでもなさそうです。
フォクトレンダーには「super wide-heliar 」と「ultra wide-heliar」という超広角レンズがありますが、それぞれ15mmと12mmで後者の方が焦点距離は短い(つまり、super < ultra)。そちらは商品名だからまた別物なのかもしれません。
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