Nissin Air Systemのオフカメラライティング撮影がカメラを買った頃の喜びを思い出すような生きててよかった!

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カメラのストロボメーカーのNissinから、こないだ発売されたばかりの「Air 1」というコマンダーと、「Air R」というレシーバーを買いました。これは、クリップオンストロボをカメラから離して使えるようにするものです。コマンダーである「Air 1」をカメラにつけ、レシーバーの「Air R」をストロボにつける。そうすると、シャッターを切るタイミングに合わせて電波が飛び、ストロボが発光してくれるのです。ストロボをカメラから離して使えるということは光を自由に作れるということになります。

僕がこんなにも「Air 1」「Air R」を連呼するのはどっちがどっちなのか、僕自身まだしっかりと覚えていないからです。レシーバーだから「Air ’R’」はいいとして、そうしたらコマンダーは「Air 1」でなく、「Air C」にすべきだと思うのです。また、Nissinのこのストロボを外部発光させるシステムを「Nissin Air System」通称「NAS」というらしいのですが、ネットワークにつないだハードディスクかよ、というツッコミは社員全員を挙げて待っているのでしょうか。SEO的にも「Nissin Air System」を略して「NAS」で検索しても残念ながらバッファローなんかが多分上の方に来るわけで、ひっかかるには相当の努力が必要と思われるので、なるべくなら避けるべき名称だったのではないでしょうか。

Nissin Air System

とはいえ、文句があるのは名称くらいで、他はもう使い勝手もよくいい気分です。操作もディスプレイがわかりやすいです。上の写真の右側のがレシーバーたる「Air R」、下のがカメラ側につけるコマンダーの「Air 1」、左側が僕所有のクリップオンストロボ、NikonのSB-910です。言い忘れましたが、この記事の一番上の写真が通称「巣鴨ロボ」。巣鴨で露天商から数年前に1000円で買ったブリキのロボです。ゼンマイを回すと火花を散らしながら歩きます。ロボなのに何故かある眉毛がチャームポイント。今月末で9ヶ月になる娘も泣き止むおもちゃです。写真は右側からストロボを飛ばし、巣鴨ロボを挟んで反対側から軽くレフで影を起こしています。

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実はこのようなストロボを外部で飛ばすシステムは「Nissin Air System」通称「NAS」が初めてではありません。中国製の同様の機能をもった製品がクリップオンストロボ界隈では有名でした。しかし、日本には電波法というお役所的な、日本らしい法律があり、認証を受けていない機器は違法なのです。もちろん、これまで有名であったそれは認証を受けていませんでした。なんてったって中国製ですからね。一方、認証を受けた製品も中にはありましたが、クリップオンストロボが自動で発光量を決めてくれる、「TTL」(through the lensの略)が使えず、自分で発光量を調整する必要のあるものでした。しかし、今回、満を持して電波法の認証も受け、さらに「TTL」が使える初のシステムである「Nissin Air System」通称「NAS」が発売されたわけです。実はこれまでもNissin製のクリップオンストロボでは同様のことができたのですが、Nikon純正のストロボでそれができるようになったことが僕には嬉しく、世界初なのです。また、純正のストロボでも電波ではなく、赤外線でオフカメラライティングはできるのですが(通称「ニコンクリエイティブライティングシステム」)、赤外線は届く角度がかなり限定されているのが欠点です。届く範囲の狭い赤外線と違い、電波であればカメラのほぼ真横、いや、カメラの後ろにレシーバーを設置しても感知してくれます。

そして、「TTL」が使えると撮影がすごく楽になります。上の写真はクリップオンストロボを天井に向かって発光させ、その反射で画面全体を明るくする、通称「天バン」(天井バウンス)で撮ったものですが、こういう反射を使ったライティングを行うとき、自分で発光量を調整するよりもオートである「TTL」を使ったほうが楽です。イベント会場の撮影や、ウエディングカメラマンなんかはほとんどこれですね。

イモリ

イモリも撮ってみました。マクロレンズを使うときにクリップオンストロボを飛ばすと被写界深度を稼げるメリットもあります。飼い主が言うのもなんですが、ちょっとイケメンですね。

シリケンイモリ

ちなみにクリップオンストロボを飛ばさないとこんな感じ。だいぶ印象違いませんか。やっぱり、影のある男はいいですよね。

これを買った某カメラ屋では、2015年12月現在コマンダーである「Air 1」の在庫がもう少ないということでした。売れてるんですかね。僕のように、これを待ってた人はどれだけいるのか。購入前に販売元のNissinに直接電話して色々と質問してみました。Nissinは高円寺にあるので、すごく近所なので直接行けるのですが、そこは横着しました。質問したことを一言でまとめると、「Nissin Air System」通称「NAS」はクリップオンストロボをほぼ無限に増やせるけども最大21台の同時発光ということにしているとのことでした。同時に21台発光させる機会はないでしょうが、レシーバーである「Air R」とクリップオンストロボを増やしたいですね。

発光量が1/2段刻みで1/3に設定できないのは(名称のほかに)唯一の欠点かもしれませんが、細かいこたあどうでもいいんだよ、の精神でなんとかなりそうです。実際、PC上での後処理を考えたら誤差でしょう。とりあえず買った勢いでここまで書き連ねましたが、もうちょい使い込んでまたいずれ続きを書きたいと思います。

年末年始にかけて屋外で人物を撮りたいなあと思っております。イモリのように、またはそれ以上にかっこよく写ってみたいモデルさんを募集します。外は寒いけどメールくださいね。

2015-12-11 | カテゴリー カメラ | タグ