天体観測 機材編
こんばんワン。TwitterやFacebookでちらほら話してましたが、昨夜天体観測をしに、千葉は犬吠岬まで行ってきました。東京駅からバスで2時間30分ほど。片道2500円なので時給換算するとマイナス1000円。ずっと犬吠岬へ一度行ってみたかったのと、星の写真を撮りたかったので、では一緒に行うしかない、と脳がそう決めていたのです。
さて、左の写真はその写真です。長時間露光でそこそこ明るく見えますが、足下は真っ暗です。真っ暗じゃないと星はたくさん撮れませんからね。行くときに買って行った懐中電灯が役に立ちました。無印良品で買って行ったのですが、なかなかいいデザインですね。非常用にベッド脇に置いておきたくなるデザインとともに、読書等としても普段使いできる。非常用ともなればいざというときにあれ、どこいったっけ?と思ってしまうのが普通ですが、こういうデザインがなされていると日常生活に溶け込みながらも緊急時にもそのまま使える、なんとも心憎く思えてしまうのです。
星の話に戻してもいいですか。
街灯のない海は本当に暗く、iPhoneのライトでは心もとなさがあります。おまけに電池の心配もありますからね。天体観測には懐中電灯は必須です。でも、他に写真を撮っている人がいると、懐中電灯の灯りは致命的です。個人的には人のいないところで天体観測をするのがおすすめです。それと、iPhoneはあると便利。Androidでもいいんですけど。潮の満ち引きがわかるアプリと、星座がわかるアプリがあると海辺はいいですね。特に前者。朝方に満潮になって帰れなくなった、というのは避けたいところです。夜中は海もよく見えませんからね。
それと、今回持ってってよかったのが動く寝袋です。寝袋が動くわけではないのですが、四肢が別になってるのがメリットです。さらに、寝袋なので岩場あたりにごろっと転がっても平気。星空を見上げながら宇宙の大きさ、自分の小ささを感じることができるのも大きなメリット。まだまだこの季節、夜は冷えます。行きの道中は汗をかくくらいの厚着で向かったのですが、海は思ったより冷えます。寝袋は持って行って正解でした。そうすると、顔と首が一番冷えるのでストールがあればよかったな、というのは反省点。それと、最大の反省点ですが、犬吠岬は灯台があって、夜空を照らしているので天体撮影には向かないのでした。
夜は長く、色々考えることもあるだろうか、とも臨んだのですが、撮影していると意外とそうでもなかったです。カメラ2台持って行き、1台は上の写真を作っていた一方、もう1台で風景写真を撮っていました。ただ、最初に書いた通り、あたりは真っ暗で大きな移動をするのが困難です。構図のバリエーションにも限界がきて、途中で自分を写真に入れて月明かりの下のセルフポートレートを撮りました。寝袋を装備しているのでしまらないです。
犬吠岬は日本で一番夜明けの早い場所として有名です。4月29日の夜明けをバス時間まで楽しんだ後はバスの中で東京駅まで熟睡をいただきました。写真の話はまた次回にでも。帰りのバスのBGMはBUMP OF CHICKENの「天体観測」でおおかた決まり、というのが事前からの評判でしたが、意外や意外、僕がiPodで流したのは(電池を持たせるためiPhoneでは音楽を流さなかった)、supercellの「君の知らない物語」でした。
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