LOUPEDECK+を使用して1ヶ月使いましたこれいいよ

前回、LOUPEDECK+を写真作業に導入したぞという記事を書きました。

loupedeck
僕は写真撮影後のレタッチと写真管理をAdobeのLightroomというソフトで行っていました(現在はLightroom Classicというまどろっこしい名称)。ここで行

一ヶ月ほど使い込んでみたので感想を書きます。結論から言うと

繊細なコントロールができる

のが一番のメリットでした。自分の感覚も繊細になります。指先からのフィードバックで脳が反応する。身体と心はひとつですね。素晴らしい。具体的に例を挙げますと、色温度を50度変えるのってマウスやトラックパッドだと難しくて、じゃあ、マウスをすごく感度高くするかとなるとマウスの速度が遅くなってしまうので、結局まあいいや、ってざっくりな調整で終わることがこれまで多かったんですが、これが50度以下の微妙な色合いまで調整したくなる、というか。もう少し赤抜きたい、とかそういう微妙なところ。モニターの色が信用できるのが前提ですけどもね。

おかげで、一枚の写真のレタッチにかかる時間が急に増えました。これは効率が悪くて、もともと効率よくするために買ったはずがむしろ時間がかかるようになってしまいました。その反面、クオリティが上がったとも言えるのですが、本当に微細な差なので人によっては気にならないレベルでしょう。lightroomってコピペで一気に写真を現像できるのが売りの一つだと思うんですが、コピペしたカットも前のコピペ元との微妙な差が気になっていじりだす始末です。また、ほぼ全てのパラメーターをいじるのでちょっと崩すと二度と前に戻れなくなるような絶妙なレタッチになってしまいました。下の画像も色飽和ギリギリまでやってるのでパソコン画面やスマホだとやりすぎに見えてしまうかもしれません。

妙義山の紅葉

ほぼ全てのパラメーターが調整できる

のが次のメリットです。カスタムモードってのがあって、それのおかげでダイヤルに自分の好きなパラメーターを割り振れます(ダイヤルによって割り振れるパラメーターの種類に制限はあります)。しかも、Fnボタンを押しながらダイヤルを回すことでまた別のパラメーターを割り振れるので、バリエーションはほぼ無限。僕はパース補正以外のパラメーターはほぼ振りました。パース補正は補正する写真のジャンルが決まってるのであまりいらないかな、という判断です。こういうのは最初に設定するときが非常に時間がかかるのですが、一旦できてしまえば後はかなり楽になります。しかし、ダイヤルの数も多いため、覚えきれません。こういうときに便利なのがラベルシール別名テプラ!

見てください。一気にダサくなりました。わかりやすさ大正義。でもこれあると便利なんです…セブンイレブンのコーヒーと同じシステムです。

現像以外

写真のセレクトやら、ラベリング、レーティングは一通りデフォルトでほぼすべての機能を網羅しています。フラグ立て、クイックコレクションなど。UndoとRedoが独立してるのも素敵ですね。前回も書きましたが、メインと思われるコントロールダイヤルが一番使い道がないです。でかいだけで全く使えない、割り振れるパラメーターもほぼなし。それ要らんから、小さいダイヤル増やしたらよかったのに。あと細かい要望言えば、動画編集ソフトのAdobe Premiereには対応してるみたいなんで、僕が使ってるDavinchi Resolveにも対応してほしいくらいです。

2018-12-09 | カテゴリー 写真 | タグ

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