2021年1月11日(月)

父親がいなく、実質的には祖父母に育てられたが、特に祖父は僕を甘やかした。今、写真を媒体に仕事をしているのはその影響が全くないとももしかしたら言い切れないかもしれない。

歯切れが悪いのは、祖父はカメラをいくつか持っていたが普段から写真を撮ってはいなかったからである。一度、建築模型を撮るのでマクロレンズを貸してくれと頼んだところ、標準レンズが送られてきた。もちろん最短撮影距離は40cm付近であった。そんなのだったから、防湿庫の肥やしという単語がよく似合う。

その防湿庫と、ローライ35とPENTAX 67を受け継いだ(貰った)。防湿庫は現役である。子どもの頃実家にあったのがこうして今手元でデジカメを保管している。ローライ35もペンタ67も、一時期は使っていたが最近はフィルム自体に縁がなくなり、使わなくなった。しかし手放すことは無いと思う。何

故かペンタ67では望遠ではなく50mmがあり、何でこんな広角いるんだろうと思うが、35mm判と間違えて標準レンズはこれだよ、と買わされたのではないだろうか。祖父の知識だからありうる。今ペンタ67を使うとしたらこの50mmだろうか。広角で50mmの被写界深度はなかなか得られない。

2021-01-11 | カテゴリー 写真日記 | タグ

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