2021年1月4日(月)

昨日の続き。ヤカンを床にぶちまけた結果、持ち手が歪んで自立しなくなった。購入して数年、いつもは直角にすっと立っていたのだが。

僕が買ったヤカンは鉄製で、岩手の南部鉄器をデザイナーが現代風にデザインしたものだ。流石に買った時の鉄の美しさは無くなったが、今はいい感じに風合いが出てきている。

歪んだ持ち手だが、専門学校時代に彫刻で使ったハンマーでガンガン叩いて直した。鉄に傷はついたが、それはそれで良い。鉄という素材ならではの無骨さが、数年使い込んできた風合いとマッチしたと思う。よいデザインとは時間経過とともにあるのだ、ともまた思う。

2021-01-04 | カテゴリー 写真日記 | タグ

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