2020年8月25日(火)

夜行列車内で出鼻を挫かれた経験から、パリでは考えるのが面倒で英語を使っていた。意思疎通が難しいフランス語よりも、一応だが現地人も話せるという英語の方がまだ意思疎通が可能に思えたのだ。

中華料理店で昼食を食べていたことである。酢豚を食べていたら突然、他の客から「その肉は何?』と話しかけられた。咄嗟に「This is pig.」と答えたところ、「Oh…」と何とも微妙な表情をされた。宗教的にNGなんかな、とか軽く思ってそのままやり過ごしたが、後で気づいたところ、正解はporkであった。これは今でもパリの思い出として笑い話にしてしまう。

それと、パリの人は観光客に何故か優しい。地図を持って困っているとだいたい誰かしら話しかけてくれる。ただ、帰りの便がシャルルドゴール空港の1か2のどちらか出るのか、チケットを見て思案していた時は(シャルルドゴールは北と南にあるので、羽田第一と第二を間違えるレベルではなくなる)流石に相手もごめん、知らんわって感じでバツが悪そうだった。

2020-08-25 | カテゴリー 写真日記 | タグ

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