2020年3月18日(水)
一方で、演色性の悪い光がまた演出的にであることも否定できない。これは演色性の高いストロボのような光で撮った写真と地明かりで撮った写真の違いとも言える。
時に、ストロボ光だけで撮った写真は悪く言えば味気のない、光を回しただけの感情に届かない写真になることもある。例えば、地明かりで撮った町の定食屋のメニューが何故か美味しく見える時がある。こういうのは好みや経験からの補正もあるのだろうけど。
映像もまた同様。昔の映画のような雰囲気を出すには演出的にわざと光の悪い蛍光灯を使うのがいいのかもしれない。
それが何かしらのノスタルジーを想起させる以上、演色性の悪い蛍光灯を一概に否定はできない。ただ、演色性の悪い電球色LEDについてはなかなか我慢ならないものもあるが。
2020-03-18 | カテゴリー 写真日記 | タグ
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