3日間家にひきこもってました
夏らしい3連休でしたね。海もよし、山もよし、都会の喧噪にまみれるのもよし、引き蘢るもよし。僕は一番最後のでした。前々から一度ブツ撮りを家でしゃんとしてみたいと思ってのことでした。僕はFacebookに料理を不味そうに撮ってアップするのが趣味のひとつなのですが、写真を撮るのがヘタなのだと誤解されても困るのです。それにこれまでになんとなく買いそろえてその度だけに使っていた照明関連の機材をフルに使い倒してみようではないか、というのもありました。とにかく、1カットごとに目標をもって、こういう写真に仕上げよう、ここにどういった光を当てよう、ということを意識して撮ることができたのはよい勉強になったと思います。上の写真は王道というか、撮るまいとは思いつつも最終日に家に撮るものがなくなって撮ったカメラのレンズです。Nikonの50mmF2は銘玉としてマニアックな人気を誇り、その解像力はデジタル時代の現在でも云々。ここでは、レンズ内の立体感を出すために通常のライティングに加え、奥からも一灯、スヌートをつけたクリップオンストロボをあててレンズ内に陰と輪郭線、ガラスの反射を作ろうとしました。
3日間、いろいろと撮ってみて思ったのがビールうまい、ということでした。冒頭で引き籠ったといいつつも、ビールを呑みに外にでてはいたのです。また、二日目にはスカイハイツオーケストラのライブを見に、日中の渋谷に繰り出したりもしましたし、こないだ展示した写真集で売れた分を納品にも行きました。
ということは僕は総じてあまり引き蘢ってもなかったことがわかったのですが、撮影時は自宅の屋根裏で扇風機をたよりに粘っていたのでどうも実感としては引き蘢りです。何もこんな暑い夏にエアコンのないところでがんばらなくてもいいじゃあないか、という考えもありますが、鍋は夏に行った方が風流なように、通は夏に暑いラーメンをすするのだ、という意見や、炎天下の中ホットコーヒーを呑むのがおつだ、というのと変わらないのです。そうすることでこの後に呑むビールのうまさがまた格別になる、というものなのです。ちょっとだけ写真の反省をすると、我が家は背景が乏しいなぁと思いました。今回の目的はそれではなかったので別に本質的な問題ではないのですが。それと、たまたま180cmのロールレフを安く買えました。これで人物の全身像も撮れます。撮影のご依頼はコンタクトページよりおねがいします。提供はご覧のスポンサーでした。
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