作って撮ってわかるガンダムバルバトスのプロポーションの魅力
現在絶賛放送中のガンダム「鉄血のオルフェンズ」の主役機、ガンダムバルバトスの1/144のプラモデルを買って作って写真を撮りました。第1話が放送された直後にすっかり魅入られて即プラモを買ったのですが、のんびり作っていたので写真を撮るのまでにだいぶかかりました。初めて塗装に挑戦しました。とはいえ、一般的な塗装ではなく、アクリルガッシュによる塗装です。学生のときに使っていたターナーのアクリルガッシュを久しぶりに引っ張り出したら筆がなかったり、絵の具も固形化しているのもあったりで、まるで実家の冷蔵庫を開けている気分でしたが、なんとか塗装もできました。シールを貼っていないのもありますが、塗る箇所が意外と多かったな、という印象です。あとはいつも通り、合わせ目消し(腕の部分しかなかった)、墨入れ、最後にトップコートでフィニッシュです。
庭でトップコートを吹いた後の乾燥中の写真、どうってことのない一枚。
写真はクリップオンストロボ一灯で撮影しています。こないだも書いた通り、Nikonのストロボは実に優秀です。D600にSB910を使ってニコンクリエイティブライティングシステムを使いました。光量は全てカメラ側で調節できるのがメリット。いろいろとポージングさせていたら野球をしたそうに見えたのでバッターをイメージして構えさせました。ガンダムバルバトスは強打者に見えます。打順は3番といったところでしょうか。さらに、強肩です。最初はストロボにスヌートを使って撮影していたのですが、武装のメイスまで光が回すのが難しかったので途中からストロボのズームで調整しました。面倒なので部屋の明かりはつけたままです。レンズはDX用の40mmマクロ。例によって、接写に限ってはフルサイズでもケラれず使えるいいレンズです。
最後にかっこよいポーズの一枚を。プラモのような小さいものを小さいように見せるなら標準域から望遠ぎみでもいいのですが、より実際のサイズ感に近いように大きくダイナミックに見せようとするならば広角レンズを使うのが有効です。なるべく被写界深度は深くしてパンフォーカスを狙った方がよいのですが、今回はフルサイズのままで、パースも強かったので被写界深度に入りきらなかったことが惜しいところ。次に撮るときは妻のD7000を勝手に使うことにします。これは20mmで撮っています。ちなみに一番上の写真は180mmで撮影。3番目の写真はさっきも書いたとおり、40mm。期せずして焦点距離によるパースの違いがよくわかる作例となりました。
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