Lightroomのパノラマ
ちょいと前にLightroomでパノラマ写真について書きましたが、もうひとつ。写真は秋葉原の歩行者天国で撮影したものです。D90に愛用のSuperWide-Heliar 15mm/4.5で撮影。暗い超広角単焦点レンズていいですよね。明るさを犠牲にして画質を手に入れた、という気合が感じられます。
カメラは縦構図にし、15°ずつ9カット撮影したので120°パンしたものです。加えて、焦点距離15mm(NikonのAPS-Cだと35mm換算で計算上は22.5mm)の垂直画角は約58°です。パンの最初と最後はレンズの画角の半分がそれぞれ加えられるので(文章だとわかりにくいですね、すいません)、計算上は120°+58°÷2×2でほぼ180°になります。ほんとかよ、と自分でも思ってしまいますが…画素数は約3500万画素。横だけで8000ピクセルを超えていますので、ロール紙に印刷したいところです。
これだけ細かく撮影しているとさすがに写真の境目がわかりません。また、写真が多いとLightroomの処理が遅くなるかと思いきや、意外に早く合成してくれました。情報量が多い方が演算が楽なのかもしれません。驚くのは、人物が破綻していないこと。iPhoneなどのパノラマだと人の下半身だけ切れたり、頭だけなかったり、という怪奇写真が量産されますが、Lightroomで処理したパノラマはワンカットで撮影したかのごとく、自然です。Adobeの画像処理のアルゴリズムの恐ろしさを感じました。
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