スカイハイツオーケストラというバンドを、僕は忘れない(写真マシマシ)
またひとつ、時間が経って季節が変わってゆく、そんな節目を感じました。たぶん。もう先々週ですか、スカイハイツオーケストラのラストライブに行ってきました。ラストライブなんていうけれど、実際は休止です。ボーカルギターの大木さんがちょっと日本を離れるだけです。なんか周りの雰囲気がそんな感じだったし、素敵なタイバンの方々がいちいちそんな挨拶をするもんだから、もうすっかりそんな気分になっていました。そういうタイトルの記事にしてしまったけれども。
でも、この日、本当に緊張していたのは彼ら自身で。もう態度からしてそわそわしていたのがタイバンの演奏を見ている横で伝わってきました。
ライブ直前。いかにもライブ直前の雰囲気が漂っています。そうでなくとも、ライブ後の様子には見えないのがわかると思います。
セッティング中のベース、藤田さん。
スカハイのライブ前おなじみのこれも活動休止、見納めでした。そう思った僕はもうぐっときてしまいました。
活動休止のラストライブはあっけなく始まった気がします。特別な何かがあると思うのもおかしいのですが。
大木さん。秋葉原で飲んだり、メイド喫茶に連れて行ってもらいました。
藤田さん。ライブなのにアニメの話をしてくれます。艦これとかも。
佐藤さん。いつも、ストレートな気持ちを話してくれます。佐藤さんのように、思ったことが話せる人は素晴らしいと思う。思ったことが言葉になる人もそんなに多くないです。
大木さん。秋葉原で飲んだり、メイド喫茶に連れて行ってもら(以下ループ)
実はスカハイのライブのことをブログに書くとき、いつも言葉に詰まります。それは結局、僕の写真を見るよりも、彼らの音楽は彼らの演奏を聴くことこそが彼らについて一番よく伝わることを知っているからです。僕の写真は、彼らの音楽のうち、僕の好きな部分を切り取ったものでしかないのでしょうから。だから、いつも機材の話に逸れたりもするのです。
だから、今回も機材の話でごまかすとすれば、この日は総決算でもあるわけですから、僕も一番よいセットを考えて選びました。ボディ2台と、12-24、24−70、85ミリ。前にはりつきたかったので望遠ズームはなしです。結果、暗いながらも12-24が意外に使えました。最近のボディはISO3200でも6400でもいけますから。ひと昔前はISO1600を上限に、単焦点なんかを使えばISO800まで下げたいな、と思うくらいでした。そのくらいの時期からスカイハイツオーケストラを撮ってたのだなあと、しみじみ。
その間、曲もどんどん変わって、セットリストも変わっていって、僕の一押しの曲も変遷していきました。
楽しかった時間は本当にあっという間で終わり。大木さんが勝手にアンコールまで始めてしまい、あっけなく終わりました。アンコールする前から自ら始めるアンコール。休止前ラストライブに発表する新曲。さすがです。それこそが僕が大好きなスカイハイツオーケストラ。
いつの間にか、長い時間になっていました。映像作品用に楽曲を提供してもらったこともありました。我が家の結婚式でもライブをしてくれました。その時の曲は今でもお気に入りです。本当にありがとうございました。そして、おつかれさまです。活動再開まで、どうかお気をつけて。
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