コンポジ撮影

今月撮影。モデルの安藤蜜さん。今度、事務所で使用するコンポジ(プロフィール)用写真、ということで撮影しました。蜜さんとは自主制作映画撮影の現場で知り合い(僕はスチールとして撮ってました)、そのときからの付き合いです。今度も僕がよい、ということでご指名いただきました。ありがたいことです。
前に撮影したのは去年の春なのでもう一年半経ったことになります。前回はわりとドレスチックな撮影でしたが、今回はスーツ。コンポジ用なので演出的なカットは不必要です。僕からしたら好きな風に撮れる写真と証明写真との中間くらい?という理解です。スーツという設定があるので、ロケは休日のオフィス街で。適当に歩きつつ、よさそうな背景を見つけたらそれじゃ撮りますか、という呼吸で回りました。
必要なだけならすぐ終わるところですが、まあ(前回もそうでしたが)、衣装、場所を替えつつたくさん撮ってしまうものです。コンポジ向きじゃないのもメモリーカードに記録されます。

こういうのはきっとコンポジ向きではないでしょうね。PENTAX67を使いました。蜜さんと撮影のときは毎回天気に恵まれます。この日も好天ながら太陽自体は姿を見せず、雲がよいディフューザーに。レフ板の出番はありませんでした。
蜜さんのお話を聞いてるといかにモデルとしての身体に気を使っているか、よく伝わります。ゆえに僕も適当じゃあいかんと気が引き締まります。
この後、僕の家でライティングをして多少撮影(屋外でもシンクロさせたカットはありますが)。一日撮影回ってコンポジといいつつもバリエーションはだいぶ撮れることに気づきました。構図ひとつとってもそうだし、背景処理、微妙なポージングの差、焦点距離。なんにでも、決して一辺倒じゃないやり方があるものです。与えられた状況でどう工夫を凝らせるか、想像力ですね。この日はいい方向に働いてくれた。

2011-11-24 | カテゴリー 写真 | タグ

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