2021年6月9日(水)

我々の業界で機材なんかを買う時に「元をとる」などと言う。元とは機材の購入費だ。要は、その購入費を以上にその機材を使って稼いだかどうか。

では、単にその額を上回るギャラを貰えれば元をとることになるのか。例えば20万円のカメラを買って20万円の仕事をすればOKか、もちろんそうではない。

稼いだら生活費も捻出するし、税金もかかる。買った機材以外の機材も使っている。事情は案件ごとに変わるので、僕は考えるのを止めてだいたい3割を経費としてみなしている。例えば、20万円の仕事であれば6万円。その中に交通費やら諸々含んで、その仕事で使った機材もそこに含める。実際は計算しないけども、機材の価格の比率でざっくりとこの機材は今回は○○円分というふうに割り算できる。この計算だとライトスタンドとか、寿命の長いものが十二分に元を取ってしまう計算になるのが欠点。

2021-06-09 | カテゴリー 写真日記 | タグ

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