2019年12月31日(火)
昨日の続き、具体的に建築撮影の垂直の出し方はどの手順かということだけども、まず、やり方は人それぞれでここに書いているのは一例でしかない。
まずはざっくり垂直を出すことから始める。撮影時に垂直を追い込んでおき微調整する場合とパースの関係で広め、上すぼみに撮影しておいてLightroom上で垂直を出す方法がある。後者の場合、元画像が大きくトリミングされるためD850などの高画素機が向いている。
垂直をLightroom任せのオートで出してもほぼ厳密にはならないので手動になる。垂直を合わせた後に角度を微調整する。その後また垂直を合わせ直す。だいたいこれでほぼ合ってくる。
Lightroom上で2本の直線を指定して垂直を出す方法もあるが、元々の直線の精度次第にかかってきて、イメージ通りの画像に仕上がらないこともあるため、僕は前述の方法で追い込めなかった時の最後の手段にしている。
PCニッコールのようにパースコントロールができるレンズなら現場でかなり追い込めるのだけど、残念ながらその機材を手元に置いておくほど専門的に経験が足りない。個人的にはPCは好みのレンズなので、揃えて手元に欲しいくらいではあるのだけども。
2019-12-31 | カテゴリー 写真日記 | タグ
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