目黒の森
元は美術館用途の建築でなくても転用して美術館やギャラリーとして使われる建築があります。そういったものは美術館としては独特の空間をもつから、展示も空間に勝負するように合わせてくるからまた面白かったりすることが多いです。
目黒の庭園美術館もそのひとつ。しかし、今日は建築目当て。建物公開、「アールデコの館」を観に行きました(建築の解説などはリンク先でどーぞ)。今月末までで、その後は改修工事に入るため、しばらくの間は見れなくなります。
建築自体はアールデコ風ですが、この時代は色んな様式の混在した時代。建物もその影響を受けています。調度品はラリックのアールヌーヴォーがあったり(アールデコの控えめな空間にアールヌーヴォーの調度品は映えると感じました)、メインヴィジュアルにもなってるウインターガーデンにはヴァルター・グロピウスの椅子、モダニズムですね。
それと、庭園美術館というからにはもちろん庭園もあります。待ち合わせで美術館に入る前にこちらの庭園をふらふらしてたのですが、カメラをもっていると時間が過ぎるのは早いです。ほんとは隣の自然教育園で時間をつぶそうと思ってたのですが、うっかり間違ってこっちに入っちゃいました。せっかくたくさん撮ったのに建物内の写真を上げてませんね。わざとです。建物内はフラッシュやら三脚やら使わなければ撮影自由でした、のでカメラ小僧は今月内ならまだ間に合うから行ってみたらよいと思いましたよ。
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