六本木で朝まで
先週末ですが、六本木アートナイトに行ってきました。2、3年くらい前から知ってる気がしますが、タイミングが合ったのは今年が初。行く前は全く概要がわからず、具体的に何してるの?どうせ六本木なんていつも朝まで元気そうな街なのに、という印象。
行ってみて、さらに何をしたいのかよくわからない、という印象でした。なんとなく、イベントじみたものをやり、この日に合わせギャラリーや飲食店が朝まで開いていることが多く、みんな眠くなったり、終電で帰ったり。結局ギャラリーや美術館は特別に何かやる、ということはほとんどなくてたまたま会期中だったものを観られるだけで、イベント含め、当たり外れが多かったです(自分にとってですが)。全体で行うイベントは宗教じみたディレクションが個人的には気持ち悪かったです。クールジャパンでサブカルでアートっておしゃれ、な感覚が前面的に感じられました。それと、性急に作ったんだろうなぁ、と一目で分かるディティールの詰めの甘さが色んなデザインに出ていました。
辛口になってしまいましたが、全体としては楽しいイベントでしたし、よい展示に巡り会えれば面白いものです。最も、六本木という地の利はありますけど。ごり押しのように感じられる各種アートワークなんかより、森美術館展望台からの朝焼けに人が集まっていたように思います。町おこしなんて六本木には冗談のような言葉ですね。寝落ちている人、ずっと寄り添っているカップル、鈍器にしたら強力そうなカメラを持っている人。たくさん人が集まっていました。
この日一番の収穫は六本木なのに安くて美味しい居酒屋を見つけたこと。六本木なんて滅多に行きませんが、また夜に行く機会あれば立寄りたいと思えました。
関連コンテンツ
スポンサーリンク