第885話 〜カメラ、復活する〜
こないだNikonに分解修理で預けた愛機D600。本日無事に宅配で帰ってきました。約10日とはいえ、土日を2度挿んだのはなかなか寂しいものがありました。しかし、使う予定がある今週末には間に合ってよかった。こころなしか、キレイになっているような…いや、確実にキレイになってます。経験者ならわかるでしょうが、カメラなどをブツ撮りすると気になるのが小さなホコリです。清掃してから撮らないと絶対に映り込みます。この開封の儀では箱から開けて出てきたカメラをそのまま撮ってますが、全く写らないホコリ。見て分かるとおりの厳重な梱包もさながら、感服しました。にくいですね。あまりにキレイ過ぎるのでこれは僕のカメラではないんじゃないか、別のカメラが送られてきて本当の僕のカメラは今頃スクラップなのでは、とすら疑いましたが、よくよく見ると底面についてるうっすらとしたキズはそのままでした。それから、自分用にカスタムしている設定もそのまま。当たり前ですが、疑うくらいキレイになって帰ってきたのでした。もともとローパスフィルターにゴミがつきやすい、というD600の問題ですが、復活した今はF16まで絞り込んでもゴミは見えません。以前はF11では空は画面に入れるのもはばかられたというのに(もっとも、空を撮ってから気づいたわけですが)。
気分がよくなったので、これには久しぶりにマニュアルのレンズでもつけてみたくなりました。写真は僕が好きなAi-s 50/2。このレンズはとてもいいのですが、どういいのかは今日は省きます。これで暫く撮ってみようかと思いました。写真は標準一本が基本。昔、D40にSeries Eの35/2.5で撮ってた頃のようです(APS-Cなのでほぼ同じ画角)。その前は学生時代ポジフィルムでしたが、そのときも祖父に借りたPENTAXに標準でした。マクロを貸せといったのに、お茶目な祖父です。思えば写真やるなら標準からだ、という祖父の熱い思いが込められていたのかもしれませんね、そんなことはありえませんが。
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