Nikon Df体験イベント(Digital Live 2013)にいってみた
ちょっと前に流行って今はだいたいどのデジカメやiPhoneにも搭載されているミニチュア風撮影機能、ではなくミニチュアを撮った写真です。品川で今日明日開催のNikon Digital Live 2013に行ってきました。販促品としてビニールの袋にパンフレットとB5サイズのメモ帳が入ってました。メモ帳はまだ開封していないのですが、会場でお菓子を待ちきれない子供のような大人が開封していたのを見てわかりました。このカメラ、こないだのブログでとりあえず褒めてみましたが、ミイラ取りがミイラに、釣り人が魚になるような感じで、却って気になってしまったのです。上の写真は実際に発売前のNikon Dfで撮ってみたものです。このジオラマとモデルさんを撮れるコーナーがあったのですが、モデルさんはNikonの人に聞いてみたところ、肖像権の問題でアップはダメよ、ということでジオラマ写真のみのアップです。前に行ったイベントではアップしてもいいよ、ということだったのですが、今回、モデルさんはなんか上手く撮れなかったのでまあよしとします。
今日手に取れたレンズはジオラマ撮影もモデルさん撮影も全て50mmでした。会場には望遠や85mmもあったのですが、なんでしょうか。こないだNikonサロンで触ったのも50mmです。50mmは写真の基本といいますから、基本に還れとのお告げしょうか。あるいはレンズを買えという陰謀でしょうか。
撮影コーナーとNikonのスタッフへの相談質問コーナーはだいたいどれも30分前後待ちでした。ディズニーランド並みかと思いましたが、僕はひとりで行ったので誰とも待ち時間の間にケンカになることなく、しかも、写真家さんやNikonの中の人のうまい講演を聴きながら待てたので暇にはなりませんでした。唯一空いてたのは超望遠体験コーナーでした。ちょっとだけ僕も400mm F5.6を試してみましたが、イベント会場では撮るものがそもそもなく、おぉ、こんなにアップに見える、という感動とフラグシップ機であるD4のシャッター音を楽しむだけで終わりました。このコーナーが空いていたのを納得しました。
上の写真は防塵防滴性能を示すマグネシウムのモデル。こういうのを見ると萌える人いますよね。ガンダムから装甲をとった姿とか、そういうのにも似てますし、さらに言うなれば建築図面フェチや音楽の楽譜図面フェチにも通じる何かがあり、いくぶん萌えました。
左手を使うカメラとしていい。並んでいる最中に、講演していた写真家の茂手木さんが話していたことでした。確かに、今のデジカメってほとんどが左手は添えるだけになっているんですよね。このカメラはダイヤル操作があるので左手も撮影中に忙しいはずです。こういうデジカメってこれを除けば富士フィルムのしかないように思います。撮影中に考えて実際に手を動かす。認知症予防にもよさそうです。
正面から。かっこいいですね。この2枚は撮影体験コーナーではないのでいつものカメラで撮りました。カメラを実際に触ってみて色々と思うところがあり、せっかくなので相談コーナーにも並びました。ごく個人的な使用方法(怪しくないよ!)の設定の仕方など質問してきました。それと、黒と銀、2色出ていることも気になるわけです。で、実際トコどうなのよ、と聞いてみたところ、ダイヤルのある軍艦部はやはり黒の方がしまっていてかっこいい、ただ本当に昔のNikon FやF2を使っていた人には銀の方がよく見えるんじゃないか、とはぐらかされました。あとファインダーは丸形なのでその分D600系よりはよく見えるものの、基本的なペンタプリズムはほとんど違いがないということでした。マニュアルフォーカスが捗るぜ、と期待していた人には悲報ですね。
帰りにヨドバシよって聞いた話だと黒の方が銀より人気だそうです。あと、Nikonはボディのみよりもレンズキットのほうを推したいらしく、そちらのほうが生産数が多いということを聞きました。ゴールドポイント10%分を現金で値引きしてくれぇ、と試しに価格交渉してみましたが、失敗しました。まぁ、いいです。買う目処もたってないので。
最後に、約600万画素まで減らしましたが、高画素の写真をアップします。クリックすると大きくなるといいなあと思います。これはf11まで絞り込んでISO6400で撮ってるのですが、怖いくらいに実用的。いいカメラにはいいセンサーだなぁと思いました。
関連コンテンツ
スポンサーリンク