浜辺へと( Desintegration of 200-300 people on the shore)

東日本大震災から一年半たって、僕は宮城の海岸へ行きました。あの震災当日、僕は4時間半ほど歩いて帰宅し、疲労困憊のまま家のMacを起動しました。

その第一報。「仙台市若林区荒浜にて200〜300人ほどの遺体」。

夜、瓦礫が積もった海岸、おそらく、遠くから概数で数えたのでしょう。

そこで聞いた曖昧な数字は瓦礫の山を想像もしえなかった当時の自分にはすごく現実離れした、ダリの「記憶の固執」のようなシュールな映像が浮かんだのでした。

そこから1年半。雨が降っていました。そういえば、震災直後に仙台に行った日も、雨でした。