ブックつくりました

前のブログをやめることをぶつぶつ考えていた頃のことでした。普段は直接こないブログからのメールがきました。内容はフォトブックのモニターになっていただけませんか?と。どうやら無料で作ったフォトブック差し上げるのでブログで紹介してね、とのことらしいのです。少々考えて、以下のような返信をしました。
「やるです。ただしブログ見たと思いますけど今ブログ移転しそうなので紹介するなら新しいブログでやりますよ、あと使いづらかったら文句も書きますよ」
と。それでもいい、という男気ある(もしくは自信ある)返信がきたのでやらせていただくことにしました。で、先日無事フォトブックが届いたのでこの新しいブログで紹介させて頂きます。
今回利用したサービスはこちら。「PhotoRevo
ちなみに僕は以前写真をまとめて本にしたときには使い慣れてるAdobe  illustratorでページ毎の編集をして印刷所に持ち込みました(inDesignはもってませんよ)。主にそのときを基準として比較します。

専用の編集ソフトをウェブサイトからダウンロードしてそこで編集を行います。ソフトは少々重いですが、一回限りのダウンロードです。気にしないです。それに、入稿までスムーズに流れができているのは楽です。編集方法はマイクロソフトのパワーポイントに似た使い勝手。直感的です。
まず本を作るにあたり、何をまとめるか、ということから始めました。普通は作りたいものがあって本にするわけですから困りました。しばし考え、タイミングもよいだろう、ということでこれまで続けてきた前のブログの記事と写真をまとめる本を作ることにしました。面白い記事、写真を選び、少ないなりにも時間経過がわかる編集をし、表紙は前のブログのヘッダー写真を加工して、と作り始めブログの文章のフォントとサイズを選んだところで、問題発生。テキストが妙なところで改行されるのです(上の写真参照)。テキストボックス内では改行無しで文章を続けていても、本文で行の端に達しないところで改行されるのです。どのような仕様かバグかはわかりませんが、ここでブログをまとめることを諦めました。
もともとフォトブックという性質上、長文を打つのには適さないのかもしれません、ということにしました。

その後、結局他人に見せる用途として今年やった仕事をまとめることにして作り直しました。ポートレートやら、建築写真やら。テキストは少なくて済むし、妙な改行になっても、言い回しで文章を作りなおすことで補っていけるからです。
上の写真は編集中のソフトの画面。写真の通り、トリミングや透明度の変更などの基本的なことは可能です。画面の上部でページが一覧できるのは利点でした。また、下部のページスタイルはいわばページのテンプレートであり、これをメインにテキストボックスを加える、など多少いじったりすることで作りやすさもあります。
ただ、そのせいでメインの編集画面は小さくなります。それだけならいいのですが、画面の拡大、縮小が一段階ずつしかできなくて非情に面倒な仕様です。illustratorやphotoshopのようなナビゲーターをないものねだりしました。
また、細かい画像位置の調整や整列ができないこと、(間違ってるかもしれませんが2mm単位くらいのよう)、テキストのアウトライン化ができないことで文字間調整ができないことも作業が細かくなっていくと不便に思います。フォトブックの作業にillustratorほどの細密さを求めるのもなんですが、気になるときはどうしてもあります。
また、1ページにページスタイルを2つ以上重ねられないことは作業の自由度を増すために改善すべきように思いました(既にあるページスタイルに別のページスタイルを重ねると置き換えになってしまう)。

不便な点もいろいろありつつ何とか作り終え注文しました。到着までは約5日ほど。DMなどに比べたら早い方ですね。
まずは印刷の質が十分であることに驚きました(すいませんちょっとあなどってました)。色も特に気になる転びはなく、ほぼPCモニターと変わりなし。その点は満足です(当然環境にもよるのでもし色に不満がある人があればPCモニターのせいでしょう)。
ただ、編集の最中からもしかしたら、と不安だったのですが、最後のページと裏表紙にバーコードが入ります。これは全く気に入らない部分です(一番上の写真)。

総じて、illustratorでもくもくと細かく作っていくのに対してPhotoRevoはできることが少ない反面、作業の簡略化、印刷までのスムーズさというメリットがあります。この状況を活かすのなら、ページスタイルを利用した、ほぼテンプレートが決まっている写真集が向いていると言えます。反対に、ページごとに編集が細かく変わるブックには向いていません。気づきにくいことですが、編集から入稿がダイレクトゆえに、どこで印刷が切れるかが一目瞭然なのは隠れたメリットでした。
紙はよくも悪くも写真向けといった感じ。前に僕が個人で作ったときは特殊紙を使いたかった、ということもありますが、紙にこだわるのならまた別の選択肢でしょう。
ちなみに、僕の作ったブックはプライベートのみの公開です。縁あるときにご覧ください。

2011-11-10 | カテゴリー 写真 | タグ