ハンドメイドフォトブックをつくろう  〜印刷後

前回は手作り写真集を印刷するまでの工程を書きました。今更ですが、手作り写真集とかハンドメイドフォトブックとか、言葉の表記を揺らしているが、文章の言い回しと(カタカナが長々と繰り返している時にハンドメイドフォトブックと書くと視覚的に読みづらい)、単に検索対策だけの理由なので意味に大差はありません。あとはハンドメイドフォトブックっていうと、オシャレに聴こえます(中身がなさそうにも聴こえます)。

さて、印刷後の行程はいよいよ紙を切って製本する作業です。製本の仕方は様々種類があり、また、あいにく製本については僕は素人なので丁寧には書けません。無線綴じなど、種類については別に調べるがよろしいかと思います。製本のワークショップなんかに行くのもオススメです。ここまで書いておいてなんだが、綴じてあれば本である。むしろ本とは何か、という製本を行うくらいがいつも僕がやらかしていることなので自由なのだと思ってくれていいと思います。こないだまでやってた展示でもこれ本じゃないという評判をいただきました。来年からはサイズの上限を設けることを検討されました。前回、環境編ではこれだけ揃えたら十分、てのを並べましたが、今回は最低限これだけは欲しいよね、ってラインナップです。

紙を切るのに

カッターマット

高くないので大きいのと小さいものの用意があるといいと思います。カッターについては、僕は昔からOLFAのを使っています。刃ががっちりホールドされているのでブレないところが気に入ってます。30°の刃と45°の刃がありますが、紙には30°のがオススメです。45°のは工作その他向けです。僕はさらに切れ味を求めて油が塗ってある黒刃を選んでいます。替刃も高くないので100本入りなんかを思い切って買うとよいかもしれませんね。僕は学生時代に買ったのを未だ使っています。コスパ最高。

定規

カッターとともに使う定規はアルミなどの金属製がいいです。『ある助』とかデザイン学生よく持ってますよね。僕も使ってます。カッターを当てて平気なのが前提。プラスチックの定規はカッターに負けるのでよくないです。長いのと短いのを持っておくと便利です。よく使う長さで揃えるといいですね。僕は1mと30mのを使ってます。1mのはたまにしか使いません。また、折り目をつけるのにも定規は便利です。

各種接着剤

金属用や布用、紙用、用途に応じて色々揃えておきましょう。ただ、金属用がいるかどうかは作る本によりますね。僕もまだ金属用のボンドは製本で使ったことはないです。コニシの木工用ボンドは鉄板ですよね。速乾タイプでよいかと。

裁縫キット

押入れの中から小学校で使ってたやつを掘り出しましょう。あれでも十分。ただ、縫い方もやはり自由です。例えば、革用の針と糸を使ったこともあります。今回のでも使いました。厚い紙にオススメです(穴は大きくなるデメリットもあり)。

各種製本キット

最も大事そうなとこですが、敢えて省略します。ヘラとか、そういうのですね。本来、ここを重点的に書くべきなのでしょうが、本題から外れて申し訳ありません。僕が解説すると間違った情報になってしまうかあるいは、その道の人に『うん、言ってることは間違いではないんだけど◯◯だよね』などとつっこまれそうなので詳しい人のサイトとか見てください。

模型の話

僕はだいたいの本で折ったり、切れ目を入れたりと様々な加工をします。これも大量生産できない手作りならではのメリットかと考えます。しかし、これはこれで好きな人にしかオススメもしません。製本前にこのリンク先のようなものをつくっています。コピー用紙でいいのですよ。僕は学生時代に建築を学んでいたことから『モケイ』と呼んでいます。『スタディ』と呼んでもいいですが、それだとかっこよすぎる、微妙なラインなのです。建築で空間を確認するために模型を作るように、手で考えます。頭の中ではなかなかアイデアを再現できないですからね。

この写真は展示していた本です。手前の本は事前にモケイをつくっています。デメリットは紙の厚みが計算できないこと。実際の紙の方が厚いので十分に折れ曲らないなどいうことが多々あります。同じ素材の紙でつくればいいと思う人もいるかもしれませんが、そんな予算はないですよ。では、一体どういう紙を使っているのか、次回乞うご期待。

2017-07-06 | カテゴリー 手作り写真集 | タグ