氾濫するオモシロチャイナ広告in Facebookを見てみよう

こんばんにちは、今日も100回ほどFacebook開きましたか?僕はまだ本日32回です。どうも中国詐欺集団あたりではfacebookへの広告が今アツいらしく、頻繁に詐欺っぽい広告が溢れております。先日、もはや笑い取りにいってるだろ、っていうドローン広告を見つけて晒しましたが、その後、他にも色々とタイムラインに流れてきたのでまとめてみました。

まずはこちら。店名は「秋葉原のよい品」。なんと、あのMavic Pro(リンク先はDJI公式)が15,600円です。市場価格、セールのときですら10万円はするというのに。画像の中にDJIの文字がひとつも出てきていないのがポイントですね。しかし、DJIも中国の企業だというのに、日本人を騙すためなら自らの国をも詐称する肝の座った根性が素晴らしいです。他のツッコミどころは、やや怪しげな日本語とガンダムです。

続いてはこちら。こちらも少々わかりにくいのですが、同じくMavic Proを安価で販売しているつもりのお店です。こちらはなんと、画像どころか公式の動画もパクっているという、もはや騙すためなら何でもありな広告。正規代理店でもないのでこういったプロモ動画をパクるのは普通に著作権的にアウトです、もちろん、画像もですけど。それと、URLが怪しいですね。

販売ページに行ってみました。商品名、中国語です。なんて読むんでしょうか。売れた台数が表示されるのもおかしいですね。テレビショッピングですらやらねえよ。前回も書きましたが、「特定商取引法に基づく表記」がないのはまず日本国内ではアウトなので、そこを注意するといいです。また、DJI製のドローンについてはDJIが価格を統制しているので代理店が勝手に値下げをすることはありません。もし正規代理店なのにセール等で値下げをしている場合はDJI本家も同じ値段でセールを行っていますのでそこを確認するとよいかと。

おそるおそる注文ページまでたどり着きました。といってもワンタップですが。盛大に崩れています。イーメール。にほん。なぜか都道府県の選択欄は三重が先頭。まだ情報を入力してないのに上部のパンくずリストではなぜか『確定する』になっています。

続いてのエントリーはこちら。「きみにきめた!」って怒られるぞ、それ。いや、広告全体に渡って怒られる要素しかないんですけどね。相変わらず日本語がおかしく、中国語混じりです。あと詐欺するにしても、かなりマニアックなドローン選んだなぁ、という感想です。他には店名が何か言いたげで特に何も言っていません。「今までドローン界コスパNO.1」のコピーの破壊力もすごいですね。これからはNO.1じゃないんでしょうか。

このページ、凝ってることに上部にポップアップで「○○(電話番号)△分前に購入しました」って出るんですよ。ページ閲覧中に出てくるので、かなりうっとおしいんですけどね。その技術力を日本語翻訳力にも分けて欲しい。そして、仮に本当に購入してたら個人情報的にまずいですね。写真を見るとわかりますが、電話番号も7桁まで公開しているので割と特定可能に近い情報です。でも、大丈夫、本当に買った人はいないから。その証拠にこのページを放置してると同じ人が何度もループで表示されます。いったい、松本(060***5642)は何度このドローンを買ったのでしょうか。

あと、この詐欺ページのちょっと凝ったところとして、会社概要ページがあったところがあります。ただ、こんな会社も代表者も、ググれば存在しないのがわかります。所在地は実在していましたが、この会社はテナントに入ってなかった。ネットショップで少しでも怪しいなと思ったらそういうところを気をつければ大丈夫かと。丁寧に読むと事業内容の日本語も怪しい、取締役社長、という役職も日本語的におかしいですね。他には連絡先を公開していないところが詰めが甘いです。

続いてはこちら。急にクオリティが落ち、この辺りで僕自身も飽きてきたため販売ページまでは見ていません。チャイナジャパニーズな日本語を楽しんでください。しかし、なんでこういう誤訳な日本語って楽しそうな雰囲気をだしているんでしょうかね。言葉自身がウキウキしているというか、言葉が言葉であることを喜んでいるような、読んでいるこちらまでほっこりした気分になります。夫婦喧嘩もこの画像一枚で収まりそうです。世界平和も近いですね。

本日最後のショップ(詐欺なので厳密にはショップではないが)です。驚くことに、文法的には日本語オーケーです。店名は怪しいけど。あと、店のアイコンのガンダム、どこかで見た気がしますね。

ほんで、コメント欄までしっかり作り込んでる。と思っていると、店からの返信が誤コメント。惜しい、あと一歩でした。ネット通販の場合、「またのご来店」って使わない気がするんですけど、どうなんですかね。普通「またのご利用」じゃないですか?あんまり意識したことがないので僕は確証ないんですけど。それと、コメントがいかにもだったのでどういう人か見てみたところ、予想通り、空アカウントというか、このコメント以外は他に投稿が全くない、最近Facebookに登録したばかりのアカウントばかりでした。

しかし、なかなかトップページだけは巧妙な手口になってきたので、思い切って僕も質問してみました。ガンダムは売っていないそうで、残念です。日本語もほころびが出始めています。

Facebookもいい加減、こういうのは取り締まらないとFacebookに広告を出稿する価値が落ちる気がするんですけど、どうでしょうかね。ネットだから審査は甘いのでしょうか。Facebookユーザーの中に「Facebookの広告はうさんくさい」というコンセンサスが広まったら終わりだと思いますよ。ちゃんとした広告を出している方に失礼ですし、悪影響が少なからずあると思います。

例えばこれ。詐欺かどうか、これまでのと比べて見分けがつくでしょうか。実はHoly Stoneという、トイドローンでは有名どころのメーカーですが(僕も一機持ってます)、ドローンに詳しくない人から見たら差なんてわからないですよね。ただでさえネット広告なんて印象がよいとは言い難いのですから、詐欺が発生する土壌は早めに対策をしないと無法地帯になるぞ、と警鐘を鳴らしておきます。個人的にはスパムメールのように1万人に1人が騙されればオーケーな世界と違って、ある程度の数を騙さないと広告料で赤字になるからいずれなくなるとは思うのですが、できればその数は0に近い数字がいいですし。

2017-08-22 | カテゴリー ドローン | タグ