カメラのクチコミ・レビュー・ウワササイトに生息してる人たちをレビューしたい

みなさん、カメラ買ってますか?大型連休(人によっては小型連休+中型連休くらいな今年)前に最高の一台を求め、たくさんのレビューサイトを巡回している人も少なくないと思います。

しかし、カメラクチコミサイトはブログと同様、個人の意見を書いているのでしかなく、インターネットの匿名性を鑑みればあくまで参考程度にすべきところ、巧妙に様々なトラップが張り巡らされています。そこで、本日は初めての人でもカメラレビューサイトを堂々と渡り歩いていけるよう、サイトにありがちなレビュー、クチコミについてレビューしたいと思います。個人的に嫌いな類いのクチコミをここぞとばかりに叩いているつもりはありませんので、そこのところよろしくどうぞ。

まれにいるレベル:N社とかC社とかって表記する

なんでその表記にするか、理解し難いのです。事情通の雰囲気を醸し出したいのでしょうか。しかし、少しカメラやってたら誰でもNikonとCanonだってわかるのであんまし深みがないです。最も、本人にその意識がなかったら初心者を惑わせるだけなお悪質。万が一これ読んでたら反省して次から直しましょう。

だいたい、『N社』ってすごくキーボードで打ちづらいですよ。『shift 押しながらn』押下して、平仮名に入力を変換して『sya』と入力して更に変換キーを押す。合計7回キーボード叩きます。素直に『nikon』って入れればキーボード5回です。なんなら平仮名で入力しても変換で『Nikon』って出してくれますよ。Canonも同様。スマホだともっと差が出ます。え、もしかして辞書変換でN社C社って自動変換されるようになってんですか?キモっ!

まれによくいるレベル:使ってないのに相談にのりだす

カメラの購入相談の書き込みに対して『いいと思いますよ(私は使ったことないですが)』という趣旨の返信をする輩がおります。暇だから書き込んだりするのでしょうけど、ただでさえ混沌としているネット上の情報をさらにかき混ぜる行為です。社会学的にいえば『ノイズ』な情報です。仮にそのトピックが1年間で100万PVあったとすると、100万人がこの書き込み要らないよなあ、ウゼェなあと感じるわけです。100万人にウザがられるってよっぽどな人生ですよ。これの派生系でまったく別の機種をすすめだして、二択だった選択肢を四択くらいにまで増やすパターンもあり、迷える子羊をさらに迷わすなよ、と思うわけです。

たまに見るレベル:質問者そっちのけでケンカしだす

こういう場合、お互いの立場や解釈からのケンカなので、だいたい解決しないです。最初の頃はまだお互いの立場から有益な対談になっていることも稀にありますが、エスカレートすると挙げ足とりや人格非難まで、なんでもありのデスマッチになります。たまに第三者から横槍が入ることもまた一興。どちらかがすみませんでした、となることは太陽が西から昇るくらいに奇跡です。

一番の被害者は話題を逸らされた上に、元の話題に戻るのも不可能になったトピ主なんですが、誰一人としてかわいそうと思わないのです。僕はこういうのを見てると、いいぞもっとやれ、と、楽しく、愉快な気分になります。

その一方で、最後の書き込みは結局何も解決しない、誰が見ても後味が悪い感じに終わることが多いです。漫才のように『もう君とはやっとられんわ』くらいに終わるならハートフルなのですが、あいにく、『あなたには何言っても無駄のようなのでもう書き込みしません』的な捨てゼリフで締められていることが統計上、ほとんどです。

どうすればネット上の争いは無くなるのか、それは核兵器のない世界を作ろう、と言うのと同じくらい険しい道のりなのです。個人的には面白いんで無くならないでもらって結構なんですけど。

よくたまにあるレベル:写真が、作例

『〇〇で撮った写真です』と掲示板に書き込むのですが、だいたいその後に『作例です』の一言がついてきているパターン、こうした写真は下手なのが多いです。なんでしょうかね、自分でもおそらく下手なのがわかっていて、ただしそれでも承認欲求的にはアップせずにいられなかったのでしょうか。さらに言えばアップされた写真が作例としては条件が緩すぎるのも問題。例えば絞りを変えてのボケ量変化を見る作例なら少なくとも三脚使って構図を変えない撮影しましょう。いっそチャートでも撮ってくれた方がまだマシ。

そんなわけで『作例です』の一言には本人の自信のなさや批判されたら嫌だな、という自己保身、しかし滲み出る承認欲求など諸々の感情が読み取れるのです。

ここからの展開として『いやいや下手ではないですよ』というどうでもいい擁護や馴れ合いが見えたり、そう思わせつつ、『では私もこないだ撮った写真を…』と結局自分の写真をアップしたかっただけかい、とさらに突っ込まざるを得ない状況になるこケースも見られました。

そう書くと、お前は下手ではないのか、と突っかかる暴論がありうるので今のうちから反論しとくと僕はネット上の掲示板的なのに自分の写真をアップしたことはないですので。

たまにいるレベル:初心者です、って言ってるのに厳しい

上のやつの動機が清純なものに初心者が純粋に、写真を評価して欲しくてアップするものがあります。それに対して、初心者とわかるや否やいきなりテンションがあがって先輩風吹かす脱初心者もいます。そんで、その時に『もっとこうしたらいいよ』というアドバイスがだいたい教科書的。『誰でもすぐに上達する!初心者向けデジカメ写真の教科書100の撮り方』の10ページに書いてありそうな文言です。

それはそれで、そういうアドバイスを求めているならいいんでしょうけど、個人的には、プロのワークショップとかで聞けばもっと有益なアドバイスもらえるのになあ、と思います。もっと悩みながら好きにたくさん撮ればいいと思うんですよ、責任のある写真でないのなら。教科書的なアドバイスしか受けてないと教科書的な写真にしかならないよ、と思います。

よくいるレベル:日本語がおかしい、単位がよくわからない

これに関してはカメラに限らず、ネット上どこでもいますし、僕も該当するときがあったはずです。例えば、ひとつの文の中で逆説が二回入っているもの。

例:『SONYの新しいカメラは革新的ですが、Nikonのに比べると画素数が多いですけど、ミラーレスですね。100のときの解像力が気になります。』(100とはおそらくisoのことと思われる)

きっと文章を書いた後に見直さないタイプですね。文を区切れよ、と思います。いっそ掲示板の文章は全部ビジネス文書風に書いたら意思疎通に苦労はしませんね。

とてもよくいるレベル:メーカーに要望しだす

ウワササイトでよくあるタイプです。新機種のウワサに『〇〇の機能がつくことを期待します!』『連射速度がアップすれば買います!』などなど。このレベルは全く普通の書き込みなのですが、中にはおそらく研究すら途中であると思われる技術や特許に登録されたばかりの技術が応用されることを期待する投稿もあり、本気で言っているのか、謎です。

また、期待します系の面倒なタイプとして『メーカーの人には会うたびに何度も言っているのですが、』と丁寧な枕詞をつける輩もいます。多分、メーカーの人、ウザがってるよ。合わせて、『〇〇にしたらもっと売れる』などと書く人もおり、単に自分が欲しい機能は売れるはずだという根拠のない思い込みなのか、多分メーカーの人もそのくらいのマーケティングはもうしてると思うよ、というツッコミが欲しいのか、見ていてよくわかりません。

よくいるレベル:背中を押す

『〇〇を買うか迷ってます、持ってる人いかがですか?』という書き込みに対して『買うべきだ』とか『買った方が幸せなれるよ』と積極的に購入を勧めるタイプがいます。人の金だと思って。単にひとりが買うべきだと書き込むだけならまだ理性は保てるのですが、複数人に買えと押された人は大体買います。本当に迷ってるならネット上で購入相談をするのは危険です。

とてもよくいる:ミラーレスカメラにケチをつける

特にミラーレスカメラとプロ、というキーワードが重なり合ったらもう目も当てられません。つまり、ミラーレスカメラはプロ用カメラとしてより一般的な一眼レフにとって代われるか、という命題に対して、毎度同じような反対意見を述べます。曰く、

  • ミラーレスカメラはファインダーが光学でなく、EVFなのでプロが長時間使うと目が疲れる
  • ミラーレスカメラはファインダーが光学でなく、EVFなのでプロが対象とするような動いているものを撮ろうとするとついていけず、遅れる
  • ミラーレスカメラはファインダー(以下略)長時間使うにはバッテリーの消耗が激しい
  • ミラーレスカメラはファ(以下略)ビデオを見てるみたいで気持ち悪い
  • ミラーレスカメラは小さくて軽いと言うが、プロが使うような大型のレンズを使うと結局一眼レフと同じサイズ感になる
  • ミラーレスカメラは全部がコンピュータのようなものなので、壊れやすい、衝撃に弱い

とまあ、鬼の首を取ったように上記の命題を繰り返し、いかにミラーレスカメラよりも一眼レフが優れているかをまくしたてるのです。わたしがそうなので間違いありません。実際はミラーレスカメラをそんなに使ってもないのがさらに問題です。一眼レフ至上派にとって、ミラーレスカメラの台頭は死活問題なのです。別にNikonやCanonの社員でもないのにね。そんな彼らの命もNikon、Canonがプロ用ミラーレスカメラを出した時まで。もっとも、NikonやCanonのことなので、ハイスペックなミラーレスカメラを発売したとしても『現行の一眼レフフラグシップ(最上位プロ機)を置き換えるものではない』というコメントをつけてきそうですが。

以上です。実はもっとあるのですが、意外に長くなってしまったのと、これ以上は私怨になってしまうか、あるいは僕の心が狭いことを示すだけなのでこの辺でやめときます。これを少しでも参考に、楽しいカメラネットライフを送ってください。合わせて、今回もまた僕の心の狭さを露呈するエントリーとなってしまったことを無責任ながらお詫び申し上げます。

2017-04-26 | カテゴリー 日記 | タグ