福島第一原発を上空からみる

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飛行機に乗るとだいたい窓側を選ぶ私です。昨年から、離着陸関係なくデジタルカメラが使えるようになってさらに写真が捗るようになりました。先月の週末、年末年始の代わりに一泊二日の強行帰省に行ってきました。往路復路共にあいにくの天気(東北の日本海側だけ)、当日になって帰りの便をひとつ早めました。そうすると、積雪のせいか、飛行機がいつもと違うルートでした。具体的には早々に太平洋側へ出たのです。上空から見ると、奥羽山脈を境に天気がガラッと変わることが確認できました。昔から、奥羽山脈で雲が止まるから同じ東北でも日本海側だけ曇り、太平洋側は晴れ、と教えられて育ってきました。これまでは仙台に住んだ時期にそれを感じていましたが、今回はそれを雲のうえから確認することになったのでした。

そうして、上の写真で福島第一原子力発電所が見えたのでした。よく見えませんね。これでも85mmを使ったのですが、あいにく望遠レンズ飛行機内で振り回すのも難しいです。ただ、周囲の地形などがよくわかります。沖には船も数隻見えますが、警備でしょうか。

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拡大してみます。これを撮った日も、今日も、未だここで多くの作業員の方々が必死に働いているのでしょう。上空からはそれと言われてもわからないような景色でした。実際に、たくさん撮った写真からこの一枚が福島第一原発だと同定するのにはけっこう時間がかかりました。カメラはDfでした。せめてD800を僕が使っていればもう少し拡大できたでしょうに、残念です。

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一方、こちらは福島第二原子力発電所が写り込んでいた一枚。放射能の目に見えない恐怖を、今写真を見返して感じました。もうすぐ震災から4年。飛行機の窓から見るように、俯瞰の感覚で震災を見るようになってしまったら、少しずつ震災が風化してしまっていることになるのでしょうか。

ところで、冒頭に述べた、日本海側が曇りで、太平洋側は晴れになるのは奥羽山脈のせいだ、ということを証明する写真も撮れました。↓のがそうです。毎年冬はそう。日本海側はほとんど日が差さないのです。
引越しのダンボールがドタバタで一月に撮った写真を見返す時間がほとんどとれません。フィルムカメラの気分です。

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2015-02-05 | カテゴリー 日記 | タグ