【PR記事】EaseUSデータ復旧は写真のデータ復旧にどうだろうか

  • アシスタントがデータをパソコンに入れる前にフォーマットした
  • 写真を取り込み中に勝手に再起動した
  • なにもしてないのにMacの調子がおかしくなった
  • 写真を取り込んだと思っていたが夢だった、撮影で疲れてウトウトしていた、今は後悔している
  • まだ幼い娘がカメラをいじってフォーマットした
  • 写真撮影中、データの書き込みが終わる前にうっかりカードを抜いてしまった
  • Macを使っていたと思っていたら実はWindowsで、勝手にWindows10になってしまった

ひとたび挙げはじめるとキリがないこういう種々のことがMacで写真を扱っていると誰もがどれかしらの経験があると思います。背中がひやっとするあの感覚は一度味わえば誰もが忘れ得ない感覚であり、できれば感じたくないものです。そうしたときに以前無料のソフトウェアとして『photorec』を紹介しました。 その機能は素晴らしく、物理障害でマウントもままならかったハードディスクを読めたほどです。前回は物理障害からのデータ復旧をテーマにしましたが、今回は論理障害を対象にしてデータ復旧の流れを書きたいと思います。ただ、そうは言っても都合よく論理障害を起こしたハードディスクがないので、フォーマットしたSDカードから何枚写真を復旧できるか、をテストしたいと思います。

原理的に記憶媒体のフォーマットは2種類あります。まずひとつめは物理フォーマット。これはもう個人レベルではどうしようもないのでFBIにでも頼んでくれ、と言いたいところです。デジタルデータも元は0と1の組み合わせであることは少しコンピュータの原理を嗜んでいる人であればご存知の通りですが、ハードディスクなどのすべてのセクタに0を書き込むのがこの物理フォーマットです。物理フォーマットは早くて数時間、長いと数日かかるほどの大掛かりなものになります。それゆえ、写真の入ったハードディスクなどをうっかりミスで物理フォーマットする、ということはありえない状況かと思います。また、ハードディスクを再利用する気がないのならドリルで穴をあけることが、最も適している隠蔽方法であることは疑いようのない事実です。そんなわけで、今回は論理フォーマットをかけたSDカードから写真データが復旧することが目的です。

さて、前回使った『photorec』の最大の欠点に記事一つ書くくらいに面倒で、時間がかかることがあります。しかし、その操作はCUI(キャラクタユーザーインターフェース)に慣れていないとインストールやら設定やら操作までかなり時間がかかります。前回も書きましたがCUIとは下の画像のような感じです。基本的に操作はキーボードしか使いません。背景の真っ黒な画面が一見さんを拒む要因となっております。

スクリーンショット 2015-06-18 0.50.26

一方、GUI(グラフィックユーザーインターフェース)とは下のような感じです。よくある一般的なパソコン画面、マウスとクリック、比較的ユーザーフレンドリーな画面です。比較的と書いたのは同じGUIでもその使いやすさは千差万別で、中には即刻アンインストールしたくなるような燃えないゴミのようなソフトもあるのも事実dですので。その点で言えば今回紹介する『EasuUS Data Recovery Wizard』は非常に使いやすい、ユーザーフレンドリーなソフトです。

Easeus

そんなわけでここからようやく復旧ソフトを試します。ユーザーフレンドリーなソフトと言い切ったからにはここで書くべきことなどほとんどありません。上の画像を確認してください。『EasuUS Data Recovery Wizard for Mac』を立ち上げた画面です。何をすべきか、一目で明らかです。復旧したいデータの種類を選んで『続ける』をクリックするだけ。そのひとつ上の『photorec』の画像と見比べてみてください。一目瞭然です。インストールの画像は省きます。公式サイトからdmgをダウンロードしたら他のMacのソフトと同じく『アプリケーション』フォルダにデータをコピーするだけのインストールです。

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今回の復旧対象です。表示は72枚ですが、途中からRaw+jpgで撮影していたため、合わせて124枚あります。

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対象のSDカードを選択して『スキャン』をクリックします。

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体感ですが、かなり早いです。開始早々500枚以上のデータをスキャンした上に、残り3分47秒という時間。データ復旧は時間がないこともあるのでこれは好印象。クイックスキャンではフォーマットしたデータに対しておそらくあまり意味がないため、クイックスキャン後に表示されるディープスキャンを使いました。

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復旧完了。12483個のデータが復旧できました。思った以上のデータが復旧できて何よりです。あとは『リカバリー』をクリックし、復旧したデータの保存先を選択するだけ。この間、インストールから復旧まで10分足らずでした。タイムイズマネー。貴方が働いている時間の価値が有料ソフトの料金よりもあるならば、積極的に導入を検討すべきです。

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最後に、僕が思いついたデータ復旧ソフトの遊び方を紹介します。OSの入っているパーテーションを復旧すると、インターネットキャッシュなども復旧するせいか、全く見た覚えのないインド人のサムネイルや、はるか昔に撮影した懐かしい写真などが出てきて楽しいですよ。夏の長い夜の暇つぶしにいかがでしょう。

2016-06-15 | カテゴリー コンピュータ | タグ

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